【どうぶつ会@新宿葡庵】

【どうぶつ会@新宿葡庵】

ガーブドッチ【どうぶつシリーズ】だけのワイン会

5月に引き続き、ワイン会再開第二弾は
新潟カーブドッチさんのどうぶつシリーズのみで構成された通称“どうぶつ園”会🦜🐻🐧🦩🦄🐢🦡
今回は2016年~の様々なビンテージ、オリオリや限定品など貴重なキュベなど惜しみなく60本∑(゚Д゚)✨
たっぷり幹事さんのコレクションよりご提供いただき開催となりました🍷

当日のワインリスト

乾杯:FORM SCRATCH 2019(🍎)
 やまどり 飛ぶ(食用ぶどう) 2022
 やまどり 飛ぶ(ラブルスカ) 2022
 やまどり 鳴く(ラブルスカ)2019
 やまどり舞う(ラブルスカ)
 いっかく (オレンジ) 2021
 むささび (ブランドノワール) 2021
 ぺんぎん(ケルナー)
 ぺんぎん 跳ぶ(ケルナー) 2020
 ぺんぎん オリオリ(ケルナー) 2021
 うみがめ(ソーヴィニヨン) 2018
 うみがめ オリオリ(ソーヴィニヨン) 2020
 もぐら(シャルドネ) 2018
 かわうそ(アッサンブラージュ) 2021
 みつばち(シュナブラン) 2017/2020/2021
 みつばち オリオリ(シュナブラン) 2021
 あなぐま(サンジョベーゼ) 2019/2021
 あなぐま オリオリ(サンジョベーゼ) 2018
 おうむ(ツヴァイゲルト) 2017
 おうむ オリオリ(ツヴァイゲルト) 2016
 くま(メルロー) 2016
 くま(カベルネフラン) 2018
 くま目覚める(メルロー)2016
 くま目覚める(メルロー) 2018…目覚めの悪いくま(←)
 ふらみんご(ピノノワール) 2019/2020
※オープン時点でのリスト

掛川さんも来てくれました

今回もお忙しい畑の合間で掛川さんが新潟から遊びに来てくださいましたヽ(´▽`)/
掛川さんとっては瓶詰・ラベル張りまでが造り手のお仕事で出荷~販売店への卸は営業担当さん。酒販店に卸した先はレストランや買い手次第になるので、「特にバックビンテージをただく機会・そして垂直をこれだけのキュベを並べた〈どうぶつ縛りの会〉なんてめったにない機会。」「バックビンテージとの出会い(再開)は同窓会の気分」と
とても楽しそうにテイスティングをされてから掛川さんからゲストの皆さんへ直接サーブをしていただける贅沢な時間でした🤤✨

掛川さんのワインの感想

保管や抜栓状況など様々味がかわりますが、今回ご提供された60本の中で掛川さんの推しはくま/2016✨
…ちなみに、みなさん気になると思うので、その逆は(※あくまで超個性的と捉えてください)
くま目覚める/2016とのことでした(以降『目覚めの悪いくま/2016』と大人気にwww)
飲める機会がありましたらそれぞれ飲み頃ですので是非🐻🍇

“どうぶつ”秘話

掛川さんに教えていただいたどうぶつシリーズのお話の中から、会場がザワザワしたものをいくつか…( ゚∀゚)アハ

-オリオリシリーズについて-
これはなかなか驚いた醸造話?で2020年のコロナで家飲みに変化を楽しめるようにと、オリオリシリーズをAmazonで販売されたものですが、実はオリ入りなわけではなくオリ深なところからくみとってボトル詰めしているお酒とのことでした∑(゚Д゚)
『オリ…入ってないんだよなー』なんて思ってましたが、まさかの正解とのことで一同びっくりwww
「オリ深い味わいがするでしょうよー💦」って私たちの反応に掛川さんもタジタジw
過去に内輪ながらに伝説的な一本だけどぶろく並みにオリ入りのボトルがあって…あちらが特殊だったのねとなんだか納得してしまいました😂
(オリオリをお持ちの方は納得する方も多いはずw)

-みつばちの醸造裏話-
どうぶつシリーズのなかでも人気のあるみつばちは酸味のバランスが発売年によって変わるようで、酸が強めな子も面白いだろうと奇数の年は“やんちゃ”な仕込みにすることが多く、その結果「(前年は)やりすぎたねっ」と反省して翌偶数年は落ち着いた仕込みにするものの
さらに翌年(=次の奇数年)は「物足りなかったよね」っと、またやんちゃをしたくなるループの仕込みがあるそうでw
偶数年はマイルドで、奇数年は酸味が強めな仕込み傾向になるのことでした(゚∀゚)
気になる方はぜひ垂直飲みで確かめていただき、お好みに合わせた年は多めに確保してみてください🍯🐝

JVAについて

掛川さんが理事として活動されている一般社団法人日本ワインブドウ栽培協会(以下:JVA)についてのお話も伺うことができました
4年前から活動を開始した団体で、ウィルスや病原菌に侵されていない健全な苗を普及することで、病気が原因で糖度が上がらず育成不足になる苗が減ったり、実りがよくなりコスト面でも安定的にワインづくりができるようになったり
日本ではまだ栽培されていない新しい品種の苗の輸入やウィルスフリーな苗を輸入したくても、現状では日本の検疫が厳しく原産国からも渋られてしまうことが課題の一つにあるそうです。
今後、日本の農林水産省と現地の農林水産省が交渉することで実現できるように活動をしているそうです。
フランスではウィルスフリーの苗木100%とのことですが、日本中がウィルスフリーの苗に切り替わるには100年くらいかかるとのことでした(°_°)
協会自体は生産者向けのセミナーな情報発信をしていらっしゃいますが、チャリティーディナーなど生産者さんから直接お話を伺える場もあるようなので、ぜひHP(及び各種SNS)でご確認なさってくださいね
JVAの特別なワインの販売もあります🍇

【JVA 一般社団法人日本ワインブドウ栽培協会:HP】
https://www.jvine.or.jp/

会場について

今回の会場は新宿御苑前の葡庵さんをお昼の貸し切りをさせていただきました😊
こちらのBLOGを読んでいる方にはよく知られたお店ですかね
なかなかお伺いする機会なく、初めての訪問でしたがお料理も美味しくて新宿御苑前駅・新宿三丁目駅からほど近く、新宿駅からも徒歩圏のアクセスのいいお店でした🍽
日本ワインをメインに取り扱うお店で、ドメーヌさんをお招きしたイベントも様々行われていらっしゃるので(6/24にはJVAのチャリティーディナーの会場の一つでした)
今度は通常営業時にお伺いしてみたいと思います

〈食べログ〉
新宿 葡庵
東京都新宿区新宿2-7-1 不二川ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13220501/

掛川さんとは色々なご縁が重なりワイン会に参加いただくのは2回目
参加者な半数近くが久々の再会で掛川さんのお人柄と相まって、とてもカジュアルでとても和やかな雰囲気でした
おかしかったのが喫煙休憩にお店の外にでられても、グラス片手に皆さん集まってきちゃうから(私もその一人)タバコが吸えずw
(これはさすがに申し訳ないので、喫煙していただくようにお伝えしましたw)
のんびり、気張らずお話しできるのがプライベート会の最高なところですね
掛川さんしか知らないどうぶつシリーズのお話だったり、真面目なこれからの日本ワインの問題解決の話など
とても有意義で飲んだくれな時間を過ごすことができました(о´∀`о)

お誘いいただきました幹事の前田さん
新潟からいらしてくださった掛川さん
遠いところはるばるありがとうございました!
またお会いできますこと楽しみにしております
持ち込み含めて会を支えてくださった葡庵の関口さんはじめ、スタッフの皆さま
ご一緒してくださいました皆様楽しい時間をありがとうございました・:*+.(( °ω° ))/.:+

◆CAVE D’OCCI /カーヴドッチワイナリー
【HP】
https://www.docci.com
【Instagram】
https://instagram.com/cavedocci?igshid=Y2I2MzMwZWM3ZA==

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