小布施ワイナリー

小布施ワイナリーが考える有機栽培の概念

植物は土中に栄養があれば摂取します。やがて葡萄の木はメタボリックになります。メタボの木は病気にもなりやすく、害虫にも犯されやすい。
そこで人間は殺虫剤や殺菌剤、着色促進剤を撒き、さらに多収穫をめざして肥料や農薬を撒くという連鎖をおこします。
残念ながら、窒素過多になってしまった土壌を元にもどすことは容易ではありません。土を元にもどす唯一の手段は、そこに生える草木たち。
時間をかけてゆっくり土の窒素を抜き取り浄化してくれるのです。
普段邪魔者扱いする雑草たちは、その役目をはたしてくれています。
なので小布施ワイナリーは、有機肥料と化学肥料は撒かないつもりです。
小布施ワイナリーは、滋味豊かなワインを造りたいとおもっています。