勝沼 まるき葡萄酒ワイナリー
はじめまして。日本ワイン大使に選任いただいてから早ひと月。
ワインを主役に、ワインをお供に、ワインを目的に旅する魅力を、私自身の体験をもとにお伝えしていきます。
初回は数年ぶりに訪れた山梨県甲州市勝沼エリアから。
現存する日本最古のワイナリーとして知られる『まるき葡萄酒』。明治時代に船でフランスへ渡りワイン醸造を学んで帰国したひとり、土屋龍憲氏によって、1891年(明治24年)に設立されたそうです。(そうでした・・・日本ワインで覚えておかなければいけないのは、川上善兵衛先生だけではありませんでした・・・と、おさらい。)
まるきワイナリーでは、出来るだけ自然に近い形で甲州、マスカットベーリーA、ヤマ・ソービニオン、甲斐ノワールなどを栽培しているそうです。醸造所に隣接する葡萄畑では、のんびりと数頭の羊(!)が草を食んでいます。
ワイナリーツアー
ツアーでは、醸造所や樽貯蔵庫、地下貯蔵庫などをご案内いただき最後に10種類程のワインを「しっかり」テイスティング。
まるきワイナリーならではと思うポイント:
– 流石日本最古。日本では他で出会うことの無い数十年前のバックヴィンテージが保管されている。
保存状態はうーん???こちらで飲めるわけではありませんが、存在自体が尊い!
– ワインから、マリアージュしそうな和食のメニューが想像しやすい。
良い意味で主張しすぎないワインが多かった。一方ブドウの個性は感じられる真っ直ぐな印象のワイン。
(私はワインのプロフェッショナルではありませんので、思ったままのことを書きます。)
特別日本ワインのファンではない方でも、こちらはある意味歴史的なワイナリー。せっかく勝沼へ行ったら一度は訪れる価値がありそうです。
参考情報
まるき葡萄酒HP:https://www.marukiwine.co.jp/
ワイナリーツアーのお申し込みはこちらのサイトまたはお電話から(2024年6月現在)
私は宿泊した笛吹温泉 坐忘でアレンジしてくださったツアーに参加しました。坐忘のレポートはまた今度。