冬の訪れを感じるある早朝に、日本ワイン.jp取材班は都内某所に集合した。
目的地は「新潟ワインコースト」。

思いのほか、穏やかな暖かい気候に恵まれて、車もスムーズに流れていく。

数時間後には、高速道路脇に降雪を待つオープン前のスキー場が現れた。
そして、広大な田んぼの広がりも出現。
新潟へとやってきたことを実感する景色が、我々を迎えてくれた。

高速を降りると、今度は少し細い地元の国道を走ることになる。

ワインコーストというくらいだから、海沿いを走ると思っていたのだが、海は一向に見えてこない。
むしろ少し山間のような路地へと入っていく。

「本当にこんな所にワイナリーがあるのだろうか?」
という不安を抱きながら、車窓から新潟の空を眺めていた。

そんな思いのまましばらく進んでいくと、突如、広大なワイン用ブドウ畑が目の前に現れた。

車を進めたその先に、今回のベースキャンプとなるワイナリー「カーブドッチ」が待っていた。

いったいどんなワイナリーなのか?
胸の高まりを抑えつつ、撮影機材をセットして、いざ取材開始だ!

 

 

カーブドッチとは?

新潟ワインの雄として、その名を聞いたことがある方も多いこのワイナリー。
宿泊施設を併設し、ワインツーリズムの基礎を築いた先駆者でもある。

外出や旅行がなかなか難しいこんな時期でも、日本ワイン.jpをご覧の皆様に、カーブドッチの魅力をしっかりお伝えすべく、まずは醸造家 掛川氏にお話を伺ってみた。

 

 

 

魅力的な宿泊施設に感激!

カーブドッチには、2つの宿泊施設がある。
天然温泉がある「VINESPA(ヴィネスパ)」とまさにオーベルジュ「TRAVIGNE(トラヴィーニュ)」である。

今回は、ワインタレントのYuiさんに「トラヴィーニュ」の魅力を語ってもらった。

さらに、宿泊体験コラムも書いていただいた。そちらもぜひご覧ください。
あなたもすぐに予約したくなっちゃうかも。

 

 

 

レストラン トラヴィーニュを堪能

ワイナリーツアーの中でも、「お食事」への期待は高いのではないだろうか。

そのワイナリーのワインと合わせたお料理の数々。想像しただけでも…

ワイナリー併設の「レストラン トラヴィーニュ」では、カーブドッチやその周辺ワイナリーのワインと、本格フレンチを提供してくれる。

まさにオーベルジュ!。

そのディナーの魅力を伝えるムービーをご覧ください。

 

 

 

ワインツーリズムがここにある

これまで数々のワイナリーを取材してきているが、ここまで作り込まれたワイナリーは初めてだった。まさに「ワインツーリズム」を体現している、と感動した。

また、掛川氏の談話に出てくるように、歩いて数分のところに、他ワイナリーが集まっているのも魅力的だ。

2〜3日宿泊して、ワインと温泉を堪能してゆっくりと過ごされる方も多いそう。

 

大都会東京に長くいると、やはりどこか自分がすり減っていく感がするのは、私だけではないだろう。

そんな時には、新潟ワインコーストやカーブドッチのブドウ畑やワインに包まれて、自分をリフレッシュしてみるワインの旅に出かてみるのはどうだろうか。

 

 

注)今回は取材許可をもらって特別に撮影している部分があります。ご訪問時は、ワイナリーのご指示に従ってください。