北海道ワイン株式会社が、2025年10月1日より、同社初となる”有機ワイン”の製造を開始。
直轄農場「北海道ワイン後志ヴィンヤード」で栽培した4種の有機ぶどうを使用したワインは、2026年の発売を予定しているとのことです。
詳細についてお伝えしましょう。
”有機ワイン”の製造について
北海道ワインでは、2021年に「北海道ワイン後志ヴィンヤード」で有機農産物（ぶどう）の有機JAS認証を取得しており、2025年4月には、同ヴィンヤードのファーストヴィンテージとなる有機ぶどうから醸造した試験醸造ワイン「Experimental Batch」を発売。
さらに、2025年8月20日付で本社醸造所において有機加工食品（ワイン）の有機JAS認証を取得したことにより、原料ぶどうの栽培から醸造まで、一貫して有機JAS制度に準拠した生産体制が整ったとのこと。
今回の認証取得を通じて、この新たな表示基準に対応した国産有機ワインの安定的な製造と供給体制の確立を進めていくとのことです。
次世代の日本ワインモデルへ
今回、「有機ぶどうの栽培」と「有機ワインの製造」双方の有機JAS認証を取得した北海道ワイン。
サステイナブルな栽培技術と品質管理の融合によって、次世代の日本ワインモデルへの挑戦をスタートさせました。
直轄農場「北海道ワイン後志ヴィンヤード」にて、シャルドネ、ケルナー、アコロン、ピノ・ノワールの4種の有機ぶどうを原料としたワインは、2026年発売予定。
完成、そして発売日を楽しみに待ちましょう。
参考
