3月7〜10日にかけ、東京ビッグサイトにてFOODEX JAPAN2023が盛大に開催されました。
毎年、飲食に関わる幅広い業界の人々のために世界中からたくさんの食飲料が集まるこちらのイベント。
コロナ禍のここ数年はとても閑散とした雰囲気だったそうですが、今年は数年ぶりに活気を取りました。
FOODEX JAPAN(フーデックスジャパン)とは
「FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展」は、アジア最大級の食品・飲料展示会です。
なんと1976年より毎年開催しており、2023年の今回で48回目となりました。
出展者・来場者双方のビジネス拡大に絶好の場として、 毎年多くの食品業界関係者が注目しています。
世界の食に関する課題解決を、このようなソリューション提供しています。
- 日本全国、世界各国からの出展者と来場者の商談機会の最大化
- 日本食輸出の促進、海外における日本食市場の開発
- 健康増進・環境配慮につながる商品開発の促進
- 省人化、簡便化、労働生産性の向上につながる技術開発・導入の促進
- フードロスに対応する新技術・新ビジネスの開発と啓発、代替食および未利用資源の活用、SDGs達成に寄与する食品生産の啓発
48回目となる今回は世界60ヵ国・地域から食品・飲料メーカー・商社ら2,562社/3,144ブース(国内976社/1,176ブース、海外1,586社/1,968ブース)が出展され、開催4日間トータルで73,789名にのぼる来場者数でした。(FOODEX JAPAN2023公式より)
大人気!日本の産品あれこれ
日本の産品がならぶホールでは、全国各地のすぐれた産品に多くの来場者が集まっていました。
とくに、ジャパニーズウイスキーやお醤油は人気があるようです。
フローズンフードコーナーでは、色よく鮮度を保ったフルーツや、すぐに使用でき栄養価もそのままキープされた野菜などを知ることができ、冷凍食品の技術向上に驚く方も多かった様子です。
また、北海道の産物については、「十勝エリアブース」が設置され、北海道のチーズをはじめとした乳製品、ワイン、調味料など多くの十勝ブランドを紹介されていました。


日本ワインの生産者も発見!
ジャパニーズウイスキーだけでなく、日本ワインも大人気。
たくさんのゲストがテイスティングや商談に夢中の様子でした。
株式会社オーバーシーズのブースでは、キャメルファームワイナリーの醸造家Angelo Totaro氏自らがワインの説明をしてくれました。
また、島根県の食飲料コーナーでは兎ッ兎ワイナリーのワインが試飲可能、同産地の食材とワイン両方を一度に知ることができる良い機会がつくられていました。


多くの業界関係者が各国の優れた食飲料に出会う機会であるFOODEX JAPAN。
イベントがこれだけ活況を取り戻したことは、これからの世の中全体の盛り上がりが期待できるということかもしれません。
【FOODEX JAPAN公式】

磯部 美由紀
日本ワイン.jp 編集長★チーフエディター★
J.S.A認定 ワインエキスパート / C.P.A認定 チーズプロフェッショナル
映画 フロマージュ・ジャポネ 制作実行委員会 事務局長
https://nihoncheese.jp
ワイン記事監修実績:すてきテラス
Picky’s こだわり楽しむ、もの選び〔ピッキーズ〕