2024年もすでにエントリーが開始されている「和酒アワード2024」。
この「和酒アワード」がどのようなコンクールなのか、審査風景、参加の手順などを詳しくご案内したいと思います。

まずは、ワインや日本酒のコンクールの類が多く存在する昨今ですが、和酒アワードの大まかな特徴として下記２点があげられます。

 

・海外（東アジア圏）へ自社のワイン・酒および生産者をPRできる絶好の機会

審査委員は香港を中心に東アジア各国から、ワイン・⽇本酒審査員、ワイン・⽇本酒ジャーナリスト、輸⼊業者、ソムリエ、シェフ、教育者など様々なジャンルで活躍する、飲⾷業界のプロフェッショナルが集められます。
業界への影響力を有し日本の酒に関心を寄せる彼等に、直接味わってもらいコメントを得られることは有意義なことでしょう。

尚、本アワードはその後の商流を約束するものではございません。
（しかしながら、審査会後にバイヤーからの問い合わせを受ける機会はあり、個別に生産者様にご連絡させていただく場合はあります。）

昨年は、このように審査会後にブースの壁一面に大きなパネル（英語版）を掲示し、香港の飲食業界関係者が集まる大展示会「RESTAURANT&BAR HONG KONG2023」にてPRを行いました。

・海外コンクールであるにも関わらず参加手続きが簡単！

本サイト「日本ワイン.jp」を運営する株式会社CruX(クリュックス)が日本事務局となっているため、国内生産者様とのやりとりは、CruX内和酒アワード事務局の担当者が窓口となります。
そのため、やりとりは全て日本語。また、出品費用も株式会社CruXへの日本円でのお支払いとなります。
出品ワインも、運営事務局指定の国内倉庫へお送りいただくため、生産者ご自身で海外発送する必要はございません。

 

和酒アワードとは

このコンクールは、⾹港にて⽇本ワインを発信することに情熱を注ぐ若き経営者「ケネス・リー」氏が経営する「The Time Sommelier ltd.」が主催する、日本ワインと日本酒のコンクールです。

昨年までは「香港和酒アワード」という名前で、過去4回開催してきました。

アワードが開催される⾹港では、最近はあらゆる価格帯の⽇本⾷レストランの認知度と店舗数が伸びています。
同時に、⽇本ワインもここ数年、市場で認知され、バイヤーに意識されるようになりました。
⽇本ワインのセレクションが増え、有名なレストランやホテルで取り扱われています。

第1回は2020年に開催され、2024年は第5回を迎えます。
これまでにも、たくさんの⽇本ワインが参加してきました。

今年は、香港貿易発展局(HKTDC) （貿易促進を目的として1966年に設立された政府系機関）が主催するインターナショナル・ワイン＆スピリッツ・フェア2024も協⼒し、本アワードのさらなる発展を⽬指しています。

和酒アワード主宰 Kenneth Lee氏

 

審査会について

和酒アワードの審査員は、ワイン・⽇本酒審査員、ワイン・⽇本酒ジャーナリスト、輸⼊業者、ソムリエ、シェフ、教育者など、⾹港の様々なジャンルで活躍する、飲⾷業界のプロフェッショナルで構成されています。

また、東アジアでのコンクールということで、審査員達は香港のみならず、アジア各地（マカオ、中国、日本、タイ、マレーシア、シンガポール、そしてもっと増えるかもしれません！）から集まります。

審査は５人１組のグループに分かれて、各カテゴリーをそれぞれのグループに振り分け、フライトごとに試飲して得点を付けていきます。審査員はそれぞれのワインに対して、20点満点で評価していきます。そして、各グループリーダーが中心となって、その得点の平均値を出し、その是非についてディスカッションします。

審査委員長は、第17回A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール パリ大会第3位のMr.Reeze Choi（リーズ・チョイ） が、昨年に引き続き務めます。

用意される賞は、プラチナ・ゴールド・シルバーの3種類。

昨年は、プラチナ15アイテム、ゴールド33アイテム、シルバー68アイテムが受賞となり、授賞式は香港コンベンション・アンド・エキシビジョン・センター（Hong Kong Convention and Exhibition Centre）にて開催されました。
（東京での授賞式は、「ヴァン・ジャポネ・フェス2023」にて行いました。）

日本ワイン.jp
2023.11.30
ヴァン・ジャポネ・フェス2023 フォトアルバム
https://nihonwine.jp/enjoy-nihon-wine/vin-japonais-fes-2023-photo-album
11月18日にベルサール六本木にて開催いたしました”ヴァン・ジャポネ・フェス2023”今年もたくさんのお客様にご来場いただき、大盛況で幕を閉じることができました。ご来場のみなさま、ご参加のワイナリーおよびチーズ工房のみなさま、ご協力いただきました関係者のみなさま、ありがとうございました。ワイナリー紹介 エーデルワイン 福山わいん工房 北条ワイン醸造所 奥出雲葡萄園 了美ヴィンヤード 都農ワイン Natan葡萄酒醸造所 岩崎醸造 秋保ワイナリー 岩の原葡萄園 ニキヒルズワイナリー カンティーナ・リエゾー ル・ミリュウ シャ...

【昨年の受賞結果はこちら】

日本ワイン.jp
2023.09.11
香港和酒アワード2023〜受賞式レポート〜
https://nihonwine.jp/enjoy-nihon-wine/global-market/hkwashuaward-part3
香港を中心とし、アジア各地での「日本ワイン」の認知を高めるためのワインコンクール「香港和酒アワード」。第４回目を迎えた今年は、去る8月16日に審査会が行われ、9月6日に香港にて審査結果の発表と受賞式が開催されました。日本酒、日本ワインそれぞれの受賞式には、日本貿易振興機構の山﨑裕介氏、JFOODO香港代表の沖和尚氏、ジェトロ香港の夘木啓之氏も出席しご挨拶されました。その後は、審査委員長を務めたリーズ・チョイ氏（第17回世界最優秀ソムリエコンクール第三位）によるスピーチ。本アワードがスタートした第一回目から...

参加方法について

先述のとおり「日本ワイン.jp」を運営する株式会社CruX(クリュックス)が日本事務局となっています。
そのため、生産者さまとのやりとりは、和酒アワード事務局（washuaward@crux-wine.com）が承ります。

ステップ①
まずは下記よりエントリーしてください！
アワードご参加ご希望の場合は、下記URLにご入力ください。
次のステップ②の〆切がありますため、アイテム選定途中の場合でも、とにかく「参加する！」という意思表示をお早めにご入力ください。

エントリーはこちらをクリック！

ステップ②
エントリーフォームをご提出いただきます。（締め切りは、9月16日(月・祝) までです！）
出品ワイン・酒のカテゴリーやアルコール度数等の情報をご記入いただくエクセルフォーマットです。
こちらのフォーマットは、ステップ①のエントリーをいただきました生産者さまへ用紙をメールにてお送りしております。
また、出品商品のボトル画像も添付いただきます。

ステップ③
出品費用をお支払いください。
⽇本運営事務局の株式会社CruXより、ご請求書を発⾏いたします。9⽉末締め、10⽉末のお⽀払いをお願いします。

【エントリー費用】
1 – 5 種類:   ￥19,800 (税込)／本
6種類以上: ￥16,500(税込)／本

ステップ④
出品ボトルを指定場所へ出荷してください 。（10月4日(金) 着日指定！）
後⽇ご連絡する指定倉庫（国内）へ発送してください。
エントリー１種類あたり4本が必要です。 

このように、一般的な海外のコンクールと比べると、参加方法は非常に簡単です。
生産者様向け出品マニュアルをご用意しております。
まだお手元にないけれど、ご検討されたい生産者様がいらっしゃいましたら、お手数ですが事務局宛ご連絡くださいませ。

【お問い合わせ先】
和酒アワード日本事務局（株式会社CruX）
〒111-0041 東京都台東区元浅草2-11-11芹澤ビル3F
Tel:03-5826-4440 / Fax:03-6231-7266
Mail:washuaward@crux-wine.com

【和酒アワード公式サイト】
https://www.washuawards.com