【和酒アワード2024】香港にて審査会が開催されました！

東アジアで活躍するトップソムリエや業界関係者が日本ワインおよび日本酒を審査するコンテスト「和酒アワード」。
第5回目となる今年の審査会も、香港会議展覧中心（Hong Kong Convention and Exhibition Centre）にて無事に開催されました。

今年は、170以上のアイテムが20都道府県のワイナリーにより出品され、審査員長のReeze Choi氏他、16名の審査員による厳正な審査が行われました。

まずは、主宰者のKenneth Lee氏および審査員たちによるコメントや審査会の様子を動画でご覧ください。

審査員長はアジアトップソムリエのReeze Choi氏

昨年に引き続き、今年も審査員長を務めたのは、世界最優秀ソムリエコンクール 2023 で世界第3位、アジアNo.1に輝いたトップソムリエReeze Choi氏です。
世界中のワインをよく知る彼ですが、とりわけ日本ワインへの情熱や関心が非常に高く、年に何度も来日してはワイナリーを訪問したり、今年は自身でワイン造りも手掛けています。

https://www.tatlerasia.com/dining/drinks/clase-azul-master-distiller-viridiana-tinoco

審査会の様子

審査会は、香港会議展覧中心のHKTDC International Wine&Spirits Fair2024の会場内にて公開審査として行われました。
はじめに、在香港日本国総領事館首席領事の西海茂洋氏より、開催にあたってのスピーチをいただきました。

「香港マーケットにおける日本ワインのポテンシャルは多いに期待している。そのため、このような取り組みに大変感謝するとともに、我々としても応援していきたい」と述べられました。

審査員長のReeze Choi氏は、日本におけるワイン生産、マーケットの現状などについての紹介と、今回このようなアワードが開催できること、多くのエントリーがあったことについて感謝の気持ちを話されました。

審査員紹介

16名の審査員は、国籍はじめ、経験、職業など様々に活躍する面々。
ほんの数名ですが、ご紹介いたしましょう。

CARLITO CHIU（香港）

Best Sommelier of the Year 2024 by Tatler Dining Hong Kong / Best Sommelier of the Year 2024 by RBHK 他多数 2023年にはアジアで「ベスト・オブ・ザ・グラス・リスト」、「ベスト・ミディアム・サイズ・リスト」、「ベスト・スパークリング・ワイン」、「トップ10ワイン・バイ・ザ・グラス」を、2024年には「ベスト・ソムリエ」賞を受賞した。また、IWSCワイン審査委員会の審査員も務めている。これらの栄誉は、アジアにおけるワインペアリングの先駆者としての彼の名声を確固たるものにしている。

＜参考＞
https://www.tatlerasia.com/dining/food/carlito-chiu-dining-guide-2024

THOMAS LING（マレーシア）

マレーシアを代表するワイン、日本酒、スピリッツの伝道師。トーマスはマレーシア初の認定ソムリエ（英国のコート・オブ・マスター・ソムリエ）であり、フランスのBIVBおよびCIVBからそれぞれ国際ブルゴーニュおよびボルドー教育者として認定されている。また、日本酒エデュケーター、ウイスキー・アンバサダーの資格を持ち、業界セミナーのレギュラースピーカーや、IWC、IWSC、コンクール・モンディアル・ド・ブリュッセル、FBATインターナショナル・ワイン・チャレンジ、ヴィニタリーなど、さまざまな国際ワイン＆スピリッツ・コンペティションの審査員も務めている。

＜参考＞
https://www.hkiwsc.com/people/profile/25/judge