タケダワイナリーの魅力発見
山形県の蔵王連峰の麓、かみのやま温泉の近くにあるタケダワイナリー。
その歴史は古く、大正時代に遡ると言われています。現在の社長の岸平典子さんはその5代目に当たるお方。
今回はそんな歴史あるタケダワイナリーの魅力について、専務取締役の岸平和寛さんにお話を伺った。
幻のキュベ・ヨシコ
タケダワイナリーといえば「キュベ・ヨシコ」を思い出す愛飲家も多いのではないだろうか。
1989年に日本で初めての本格的ないわゆるシャンパーニュ製造に成功したタケダワイナリー。
それは、ドメイヌ・タケダ《キュベ・ヨシコ》と名づけら、いまでは入手困難なレアなワインです。
今回取材にお伺いした際にも、もちろん『キュベ・ヨシコを試飲させてください!』とお願いしたのですが、当然「ご用意がありません」と岸平専務。
どーしても飲んでみたい私は「のちに送っていただく他のサンプルワインの中に、入ってることを祈って帰ります!」と残して、タケダワイナリーを後にしたのでした。
そして数週間後、届いた他のワインの中に、幻の《キュベ・ヨシコ》が入っていたのでした!感動。
それはもう『日本のシャンパーニュ』と言っても過言ではない、日本らしい優しい口当たりなのに、しっかりとしたボディとテクスチャーを持つすごいスパークリングワインなのでした!
山形県の老舗の雄、タケダワイナリー。
歴史を感じるそのワイナリー全体からは、どこか懐かしく優しい雰囲気を感じたのでした。
これからのシーズンのタケダワイナリーの周辺は、ドライブしたりロープウェイに乗ったりと、
お出かけするのにとても楽しいエリア。
皆様もそちらの方面へお出かけされる際には、ぜひタケダワイナリーへも足を運んでみてください!
日本ワイン.jp ★ 編集長★
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