島根県といえば出雲大社を連想される方も多いはず。
その出雲の地は日本最古の歴史書「古事記」の舞台であり、「出雲神話」と呼ばれる様々な物語がいまも語り継がれています。

今回はその出雲神話にも登場する「三瓶山(サンベサン)」という山の麓にある島根県の「石見ワイナリー」をご紹介します。

広大な自然から生まれる美味しいブドウ

石見ワイナリーは三瓶山という山の麓に、4.7haもの広大なブドウ畑を有しています。
保水性や透水性が高い「黒ボク土」と呼ばれる火山灰を由来とする特徴的な地質を中心としており、標高の高さによる昼夜の寒暖差があるため、葡萄栽培に適している土地です。

こちらでは「シャルドネ」や「メルロ」などの国際品種に加え、「マルスラン」や「富士の夢」「北天の雫」など、ユニークなブドウ品種も栽培されています。

2017年に定植し、翌2018年には、元々スキー場のロッジであった場所を改装してワイナリーがオープン。
そのスキー場のなごりである山頂へと続くリフトは現在も健在で、夏の山登りを楽しんでいらっしゃる方もちらほら。
また、屋外でバーベキューを楽しめる施設も併設されています。

まずはその石見ワイナリーの魅力について、醸造担当の瀬川さんにお話をお聞きしました。(視聴時間 : 5分)

ホテルも連携する「石見ワイナリーリゾート」

石見ワイナリーから車で20分ほど走ったところには「石見ワイナリーホテル 美郷」があります。

このホテルには美肌の湯として有名な「潮(うしお)温泉」があり、お部屋は全室リバービュー。中国地方最大の河川「江の川」を見渡すことができます。まさに大自然に囲まれた滞在を楽しめます。

もちろんホテル内のレストランでは、石見ワイナリーのワインと地元の旬の食材を楽しむことができます。さらに、たくさんの書籍が並ぶライブラリーまで。まさに時間忘れて滞在できる空間になっています。
何もしないという贅沢を味わってください。

周辺には、オートキャンプやカヌーなどの川遊びを楽しめる「カヌーの里おおち」や、テニスコートやコテージのあるレジャースポット「ゴールデンユートピアおおち」という施設もあり、石見ワイナリーを中心に、一大リゾートエリアを形成しています。

 

2018年にオープンした石見ワイナリー。そのワインは今後もさらに進化していく予感で、とても楽しみです。

出雲空港から車で1時間ちょっとで行けて、美味しいワインとお食事、そしてスベスベ肌になれちゃう温泉まで楽しめる。
まさに大自然の中のワイナリーリゾートを、あなたも体験してみてください!

 

【石見ワイナリー IWAMI WINERY】
〒694-0222 島根県大田市三瓶町ロ1640-2
TEL 0854-83-9103
定休日 毎週火曜日(変更になる場合もあります)
*詳しい情報は、ワイナリーへ直接お問い合わせください。