写真:瀬戸内醸造所(広島県)

瀬戸内醸造所

(広島県)

口に含めば、SETOUCHIへと旅させてくれるワイン。
訪れることで、SETOUCHIへと誘ってくれるワイナリー。

瀬戸内醸造所から、日本中、世界中へと届けていきます。

ワイナリーの特色

生産者の想い

契約農家さんには、圃場(ほじょう)や栽培環境を直接目で見て確認するのはもちろん、農家のみなさんと会話をすることも大事にしています。
瀬戸内醸造所の想いを説明し、双方が納得してから話を進めています。

たとえば仏通寺ぶどう Rocto (広島県三原市高坂)は、高坂にある5軒の農家だけが栽培している葡萄です。
40年以上栽培が続くこの地域は、標高250Mに位置し、高品質なブドウが育つことで有名です。
瀬戸内醸造用としては、ニューベリーAなどの生食用ブドウ、委託栽培苗木でセミヨンとソーヴィニヨンブランという白系ブドウを栽培しています。
ちなみにベリーAは黒ブドウ特有の華やかな香りとミネラル感のある味わいでとても人気のある品種です。
栽培家と瀬戸内醸造所の担当者が日々試行錯誤しながらベストな葡萄をお客様に届けられるよう励んでいます。

瀬戸内の風土(テロワール) を醸造

果実にストレスを与えない手摘みで、ブドウの状態を細やかに確認しながら収穫。
醸造所に集められたブドウはできる限り早く醗酵をスタートさせます。
安定した状態で酵母菌を活動させるために温度管理を徹底することも忘れません。
さらに醗酵中のデータ分析や官能検査により、こまめな状況確認を継続します。
ワインの状態によって、臨機応変に判断しながら必要な作業を実施しています。

補糖・補酸はせず、ブドウの力のみで醸造。
瀬戸内で育ったブドウの持つ優しさや強さ、契約農家のみなさんの人柄までも表現するワインづくりを目指しています。

サステナビリティに向けて

耕作放棄地の解消、担い手の不足、収入の安定といった地域農業の課題解決のために、瀬戸内醸造所のプロジェクトはスタートしました。

表面の傷や割れ、色づきが原因で値段がつけられなかったり、ある時期を過ぎれば価格が一気に下がるようなブドウをできる限り買い取っています。
農家の収入を増やし、次の担い手が農地を継承するために。
こういった障壁を取り除く仕組みづくりを現在進行形で進めています。

さらに農業・漁業などの一次産業に携わる生産者や料理人のみなさんとのつながりを深めて、地域が育んできた食の伝統や歴史、地域の食産業を含めた、瀬戸内地域の食文化を継承することも忘れてはいません。

ワインのある生活をご提案

食事に合わせたワインで食卓を彩ると、いつもの食事は新しい感動に包まれます。
もちろん、特別な食事の際にはその喜びは増幅します。

瀬戸内醸造所のワインは、生産者の皆さまの個性や栽培の哲学を最大限引き出し、食事に寄り添うことをコンセプトにつくっています。
原則として補糖や補酸はせず、果実の味わいそのままを楽しめるように造られています。

瀬戸内という土地を表現したワインでを通し、ぜひ食卓で瀬戸内を旅する体験してみてはいかがでしょう。

ワイナリー情報

ワイナリー名
瀬戸内醸造所
代表者名
太田 祐也
住所
〒723-0032 広島県三原市須波西1丁目5−26
電話番号
非公開(メールフォームにてお問い合わせください)
URL
https://setouchijozojo.jp/
MAIL
https://setouchijozojo.jp/contact/
営業時間
毎週土曜・日曜・祝日(その他不定期で営業あり)10:00〜14:00
定休日
weekday
見学の可否
事前予約制 詳細はウェブサイトをご確認ください
扱いブドウ品種
マスカットベリーA、キャンベル・アーリー、シャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、アルバリーニョ他