島之内フジマル醸造所
(大阪府)
NO WINE,NO LIFE.
時代に消費されない本質的な「食の知」を提案したい。
『産地と飲み手をつなぐこと』をコンセプトに2013年大阪島之内に誕生した都市型ワイナリー。
ワイナリーの特色
Philosophy
世の中にまずいワインはない。本気でそう思っています。あるのは趣向の違い。どんな素晴らしい味わいであっても、どんな高価なワインであろうと、飲み手の好みでなければ、その価値はありません。しかし、これほどまでに沢山のワインが輸入され、情報が氾濫している日本のマーケットにおいて、好みの一本を見つけだすことは知識・経験のない方にとってなかなか難しい。そこで必要なのが、ソムリエやワインアドバイザーといったプロフェッショナル。星の数ほどあるワインと千差万別な人の趣向とをマッチングさせる事こそ私たちの使命と感じ、大阪の食の台所、黒門市場近くにワインショップFUJIMARUをオープンさせました。
Wine Making
大阪には、すでに120年を超えるブドウ造りの歴史があり、生産量も全国トップクラスだった時代もあります。しかし、都市化が進み、ブドウ畑は宅地に変わり、農家さんは街で働くようになりました。その結果、多くの畑が耕作放棄地となり、大阪のブドウ畑は今では減少する一方です。しかし、それでもまだ大阪には多くのブドウ畑があり、大阪でワイン業界に身を置くものとしてワイン産地が消えゆくのを黙ってみている訳にはいきませんでした。
いちワイン業界の人間として何とか次の世代へワイン産地としての大阪を引き渡したいと思い、大阪で長年育てられているデラウェアを中心に苦戦しながらもブドウ栽培を続けています。
ワイン造りへの挑戦
FUJIMARUのゴールは、ワインを造ることでも、大阪のブドウ産地を残すことでもありません。それはあくまでも手段、課程であり、FUJIMARUのゴールは『ワインを日常に』です。どこか舶来のモノのイメージがあるワインに親しみを持ってもらうためには、もっとワインのことを知ってもらわなければいけません。ワインは難しそう、という先入観をくつがえさなければ先に進まないと思うのです。FUJIMARUのワインは決して派手なタイプではありません。あくまでも食中酒として日本の食卓に寄り添うような味わいを目指しています。ワインを日常に。食卓にグラス一杯のワインを。きっとそこには本当の幸せが待っています。
ワイナリー & ワイン食堂
2013年大阪のど真ん中にオープンした都市型ワイナリー。
1階がワイナリー、2階にはレストランが併設されている世界的にも珍しいスタイル。レストランではワイナリーで醸されたワインはもちろん、国内外の厳選されたワインと地元関西の食材を中心にイタリアンをベースにした創作料理をスタンバイ。『ワインを呼ぶ料理』をどうぞお試しください。なお、レストラン利用のお客様でご希望があればワイナリー見学も可能。
ワイナリー情報
- ワイナリー名
- 島之内フジマル醸造所
- 代表者名
- 藤丸 智史
- 住所
- 大阪市中央区島之内1-1-14 三和ビル1F
- 電話番号
- 06-4704-6666
- URL
- https://www.papilles.net
- 営業時間
- 12:00〜22:00
- 定休日
- 火曜・水曜
- 見学の可否
- 可能。(要問合せ)
- 扱いブドウ品種
- デラウェア,メルロー,シャルドネ,巨峰,マスカットベイリーA,カベルネソーヴィニヨン,山葡萄