写真:まるき葡萄酒(山梨県)

まるき葡萄酒

(山梨県)

まるき葡萄酒を経営するGroup Raisonは、全国各地に自社圃場を所有し、
原料づくりから真摯に取り組むことにより、常に素材に対する敬意を持ち、
製品づくりにおいては、素材の持つポテンシャルを最大限に引き出すことを心掛けています。

これこそが「本質的な豊かさ」であると信じて、
できる限り多くの皆様にこの豊かさをお届けしたいと考えております。

ワイナリーの特色

現存する日本最古のワイナリー

明治10年「まるき葡萄酒」の創業者・土屋龍憲は、ワイン醸造技術習得の為日本人で初めてフランスに渡りました。

そこで龍憲はフランスの栽培・醸造技術、フランス料理とのマリアージュに大きな感銘を受け、不眠不休で栽培法、醸造法の習得に励みました。

帰国後、彼は日本固有種である甲州ぶどうを用いた日本ワインにこだわり、みずから勝沼葡萄酒の開懇と栽培の研究を行いました。

「フランスワインがフランス料理に合うように、甲州ぶどうが和食に合わないはずがない」。これが龍憲のぶどうにかける想いでした。

この想いを支えとして、大水害、緊迫する社会情勢といった数々の困難に見舞われながらも、まるき葡萄酒はワイン醸造を続けてきました。

ワイン造りは、常に一期一会

ワイン造りは、毎年、条件がことなり、その場その時に合わせベストの方法を選択することになります。

その選択基準は、「社会によって」「自分にとって」ではなく、最優先はあくまで「ワインにとって」であると考えます。

理想の着地点をイメージしながら少しでもそれに近づいて行くことを心がけて、日々作業しています。

日本には「日本食に合うワイン」が必要

日本には「日本食の合うワイン」が必要です。
その筆頭が「白の甲州種のワイン」であり、次に赤の「ベーリーA」と考えます。どちらもこの山梨の地に長く根付いているぶどうです。
地産地消の産物同士がマリアージュしないわけがない。
この二つを軸にして「毎日飲むためのデイリーワイン」「特別な日に飲むワイン」をラインナップしていきます。さらには「日本の洋食」に合う醸造専用ぶどう品種を使ったワインも視野に入れ、「お客様の笑顔・感動」を想像しながら、おいしいワイン造りを行なっています。

ワインは料理をさらに引き立てます。

まるき葡萄酒はあえて個性の強すぎないワイン造りを目指しています。

古来よりワインと料理は共に楽しまれてきました。
個性の強いワインでは料理の邪魔をしてしまい、味わいを壊してしまいます。

あくまで主役は料理で、ワインは主役を引き立てるものです。
素材の味を壊さず、料理を引き立てられるワインをこれからも研究していきます。

ワイナリー情報

ワイナリー名
まるき葡萄酒
代表者名
清川 浩志
住所
〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488
電話番号
0120-84-2488
URL
http://www.marukiwine.co.jp
MAIL
info@marukiwine.co.jp
営業時間
8:30-17:00
見学の可否
可能。(無料・有料プランあり、要申込)
扱いブドウ品種
カベルネ・ソーヴィニョン、プティベルドー、メルロー、マスカットベーリーA、甲州、デラウェア、シャルドネ、ノートン、小公子、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ