IKKA WINES 一家農園株式会社
(山形)
自然栽培ぶどう と ナチュラル・バランサー・ワインの一家農園
「畑を自然に近づけ、心地よい空間をつくる」
「自然と調和した農業の仕組みをつくる」
「あらゆる生き物と共存する農業のしくみをつくる」
「飲むたびに自然が豊かになる」
このようなテーマで葡萄を栽培し、ワインを造っています。
ワイナリーの特色
「自然と調和した農業の仕組みを作る」の理念のもとに集う
「仙台の中学の先輩後輩が集まって山形県東根市に創業した一家農園は、2020年に自然栽培の果樹園を拓きました。
農地は、耕作放棄地を整備して集め、「自然と調和した農業の仕組みを作る」を理念として、あらゆる生き物と共存する畑で育てたブドウを添加物を使わずワインを生産し、販売しています。
微生物も虫も鳥や小動物たちなどのあらゆる多様な生き物が共生する環境にするため、土壌を耕さず、農薬や肥料にも頼りません。
自然栽培と言われる栽培法ですが、私たちはそれらを『生態適合農業』(Japan Eco Friendry Agriculture )と呼んでいます。
自然の力を活かし、ブドウ果汁だけで造るワイン
農薬・肥料不使用で栽培した自分たちのブドウを使って、無添加でワインを醸造しています。
ブドウが健全に育てば、濾過も清澄も酵母添加も酸化防止剤もいらないと彼らは考えています。
それは、殺菌剤、殺虫剤などの農薬を使用していないため、ブドウの表面には畑に棲む酵母菌など、
ワイン作りに欠かせない微生物が多くいます。
それら私たちの畑由来の土着菌が健全に発酵してくれるので、余計なものは入れず、ブドウだけでワインを造ることができます。
これらがイッカワインズのテロワール(特徴)です。
何も足さず、多くを引きすぎないワインづくり
「足さず、引かず」
これは、彼らが醸造の師と仰ぐイエローマジックワイナリーの岩谷澄人氏のこだわりです。
現在醸造は、イエローマジックワイナリーにて委託醸造という形で行われています。
もちろん自社生産の自然栽培ブドウを使用。
それらを酸化防止剤不使用、無清澄、無濾過、酵母無添加、非加熱で醸造しています。
自然栽培ブドウの魅力を引き出すために、醸造過程から瓶詰めまで、ブドウ以外を入れていません。
そして濾過をせず、オリが沈んだ液体の上澄み(うわずみ)を使うことで、ブドウの美味しさを“引きすぎない”よう瓶詰めしています。
ブドウの質がそのままワインの質になる、『ワイン造り』を『環境づくり』から手がけています。
「私たちがワインを作れば作るほど、自然との調和をもたらすことができる
ようにしたい」と考えています。
ワインは生態適合農業を世界に広げる手段
IKKA WINESで使っているブドウは、全て自社の畑で自然の力を活かして、
動物・虫・微生物・植物たちが影響しあう環境を作り、農薬や肥料に頼ることなく育てる自然栽培・生態適合農業によるものです。
そのブドウ作りの違いが『美味しさの理由』になれば、世界中で『生き物と共生し、自然と調和する生態適合農業』を広げることができると考えています。
「この人と地球をもっと豊かに健康にして、次の世代につなぐ。私たちがワインを作る理由は、ここに集約されています。」
飲むほどに自然が豊かになる『ナチュラルバランサーワイン』
やればやるほど
『地球を豊かにする農業の仕組みを作る』
↓ ↓
あらゆる生き物と共生する
『生態適合農業』
↓ ↓
農薬・肥料に頼らず自然を生かした
『自然栽培』
↓ ↓
飲むほどに自然を豊かにする
『ナチュラル・バランサー・ワイン』
多様な草や虫や微生物の発生を許容することで、お互いを牽制し合い、偏った大量発生と大きな被害も減らせると考えています。
雑草が生い茂ると土が柔らかくふかふかに。そして、畑を通り抜ける風がやわらかく感じられ、とても心地いい。
このような畑が広がることで、地球が豊かになっていく。
そんな想いで彼らは今日も畑に立っています。
ワイナリー情報
- ワイナリー名
- IKKA WINES 一家農園株式会社
- 代表者名
- 菅原 信広
- 住所
- 〒999−3764 山形県東根市神町東3-8-10
- 電話番号
- 0237-48-6657
- URL
- https://ikkanoen.com
- info@kkanoen.com
- 見学の可否
- 不可
- 扱いブドウ品種
- 主にデラウエア, 順次拡大中