写真:ドメーヌ ナカジマ(長野県)

ドメーヌ ナカジマ

(長野県)

小さな家族経営ワイナリー。

自信を持って届けられるワインを造り続けることを目指します。

ワイナリーの特色

目指すワイナリ

初めてワインを造りたいと思ったのは、晴れた 5 月のサンテミリオン、葡萄の丘を一人で 散歩したときでした。こんな気持ちのいい葡萄畑で一生を送れたらな。訪問するワイナリはどこも 家族経営で小さく、しかし歴史は古く、自分達のワインには皆自信を持っていました。昼 12 時にな ると一般の訪問客を帰して 2 時間ゆっくりと家族や友人と手作りのお昼を食べワインを飲んでいま した。ワインがつくる理想の世界でした。 ドメーヌ中島は、葡萄畑のある田舎の風景を守り、小さな家族経営ワイナリとして、美味しいワイ ンの好きな皆様へ自信を持って届けられるワインを造り続けることを目指します。

植樹品種

仏ロワール地方の葡萄品種を植えています。
現在、主に植樹している品種は、カベルネフラン、メルロ、シュナンブラン、ソービニオンブランです。
カベルネフランは冷涼な気候のお蔭で酸を保ったまま長い成熟期間を確保でき、青臭さは少なく、 深い紫色に熟してくれます。
着果量が多いメルロやシュナンブランは、涼しい梅雨が開花期と重なり、斜面で風当たりも強く、花振るい(結実不良)が起こります。収穫量は少ないですが、 実の凝縮度を高めてくれます。

畑は、ほとんどが強い粘土質土壌、南向きの急傾斜があり肥料分は流れ、 土はとても乾きやすく降雨量も少なくいので夏は毎年渇水の危険を感じます。
葡萄達は毎年水分ス トレスに耐える宿命です。しかし急傾斜はまた風通しや日当たりを良くしてくれてベト病などの病 気を予防してくれています。
畑の管理は、最低限の仕事で葡萄が健全に成長、結実できる農法が良いと考え、必要最低限の草刈り・農薬・誘引や除葉などの作業。
将来を想像して事前準備のような作業をするように心掛けています。
葡萄は強い植物なので、ある程度の虫、病気、渇水に耐えさせ、葡萄の持っている本気を引き出した いと思っています。

醸造

料理に例えると、「いい食材があればシンプルな調理だけで十分に美味しい料理になる」と同様に、「良い葡萄が収穫できれば自然に任せた醗酵から美味しいワインになる」と考えます。
その良い素材を得るための丁寧な下準備、例えば「腐敗果の除去」「適度な酸で の葡萄収穫」「無用な果汁酸化の回避」などがその後の全てを決定すると考えます。

ワイナリー情報

ワイナリー名
ドメーヌ ナカジマ
代表者名
中島 豊
住所
〒389-0505 長野県東御市和4601-3
URL
http://d-nakajima.jp
MAIL
info@d-nakajima.jp
営業時間
土・日曜11:00〜16:00
扱いブドウ品種
カベルネフラン,メルロ,シュナンブラン,ソービニオンブラン,ピノノワール