シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー
(山梨県)
「GROWING DIFFERENCES IN THE WORLD」(違いを育む)
「良いワインとは、その土地の気候・風土・生産者によって育まれるブドウのそのままを表現したものである」
という信念のもとに生まれた、シャトー・メルシャンのブランド・コンセプト。
すべてが深く、複雑に絡み合い、一つのハーモニーを奏でる。
突出するものはなく、欠けるものもない、完全なる調和がもたらす味わい。
フィネス&エレガンス。
調和のとれた上品な味わいこそが、シャトー・メルシャンのワイン造りのフィロソフィー。
シャトー・メルシャンが目指す姿は、日本が、世界的に優れた個性を持ったワイン産地として認められること。
日本ワインが、日本において、愛され、親しまれること。
日本ワインの原点であるシャトー・メルシャンは、その座に安住することなく、
飽くなき探求と挑戦を繰り返し、常に先陣を切って、日本ワインの未来へと進み続けます。
ワイナリーの特色
日本ワイン源流の地で
日本で最初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」が誕生した、甲州勝沼。
甲府盆地においてブドウ栽培が始まった地とされ、ここからワインづくりの未来を背負った2人の青年がフランスへと旅立った、いわば日本ワイン源流の地といえる。
ここは、日本固有のブドウ品種「甲州」発祥の地であり、シャトー・メルシャンが「甲州」を用いた高品質のワインを造るために早くから畑指定を行った土地でもある。
日本ワインづくりの発展と地域社会への貢献
シャトー・メルシャンは、日本ワインの黎明期から、
新しい栽培方法の導入や醸造技術へのチャレンジを続け、
日本ワイン全体の発展のため、新技術の公開をはじめ、人材育成や遊休地活用、
雇用の創出などを実践。地域、自然、未来との共生を目指しています。
日本ワインが、日本と世界中の人達に愛され親しまれるお酒になること。
そして、日本を世界の銘醸地に──それがシャトー・メルシャンの願いです。
五感で楽しむ『シャトー・メルシャン』
シャトー・メルシャンは
◆おもてなしに重点を置いた体験型の「勝沼ワイナリー」、
◆桔梗ヶ原メルローを生み出した銘醸地でワイン造りに特化するガレージワイナリー「桔梗ヶ原ワイナリー」、
◆地域との共生をコンセプトにしたブティックワイナリー「椀子ワイナリー」
の3つのワイナリーから日本ワインの魅力を発信してまいります。
産地と品種の個性を生かしたワイン造りを
ワインにおける“フィネス”とは、ブドウの個性ということになりますが、日本の風土、テロワールが培ったものには、そもそも“フィネス”がある。
例えば日本料理。料理人が意識して“フィネス”を出そうとしなくても、日本の風土からの食材を、日本人ならではの感性でつくることで、必然的に“フィネス”が感じられる料理になります。それはワインでも同じ。
基本は、風土が育んだブドウの個性を大切にすること。日本のテロワールでブドウを作るからこそ、そのブドウの個性を活かせば、テロワールの個性“フィネス”が自然と醸し出されるのです。
“フィネス”とは意識して出すものではないのです。
毎日の食事では、料理が主役。家族との食事と共に自然とグラスを口に運んで、気がつくとボトルが空になっている──そんな日本ワインを造っています。
ワイナリー情報
- ワイナリー名
- シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー
- 代表者名
- 長林 道生
- 住所
- 〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
- 電話番号
- 0553-44-1011
- URL
- https://www.chateaumercian.com/winery/katsunuma/index.html
- 営業時間
- 9:30〜16:30
- 定休日
- 火曜日及び年末年始
- 見学の可否
- 可能。スタッフによるツアー(事前予約:有料)、ご予約不要で気軽に見学できるエリアもあります。
- 扱いブドウ品種
- メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、シャルドネ 、甲州、ピノ・ノワール、マスカット・ベーリーA