日本初の本格的な大規模ワイン醸造場であり、日本遺産にも認定されている牛久シャトーを有する茨城県牛久市が、ワイン発祥の地として知られるジョージア・テラヴィ市と姉妹都市協定を締結しました。
締結式は2026年4月3日、国指定重要文化財である牛久シャトー本館にて開催され、両市長による署名、各関係者の挨拶、意見交換などが行われました。
両都市には、「ワイン」という明確な共通軸があります。
牛久市は、明治36年に開設された牛久シャトーを擁し、日本におけるワイン産業の原点のひとつとして知られています。一方、テラヴィ市はジョージア東部カヘティ州の州都であり、数千年の歴史を持つワイン文化の中心地。
交流のきっかけは、県立牛久栄進高校出身の駐日ジョージア大使の来訪と意見交換に遡るそうで、その中で牛久市側が、ワイン発祥の地との交流の意義を提案し、テラヴィ市が紹介されたことから関係がスタートしました。
その後、相互訪問を経て交流を行い、今回の正式な姉妹都市協定締結に至ります。

ワインを軸に多分野での交流に期待
今後は、ワインを軸としながらも、交流は多方面に広がる見込みです。
ワイン産業・文化交流のほか、市民交流、教育・スポーツ分野など、幅広い分野での連携が予定されているそうです。
特にワイン分野においては、“日本の近代ワイン発祥の地”と“世界最古のワイン文化圏”が直接つながるという点で、非常に象徴的です。
牛久シャトーが”ワインのまち”として国際的な位置付けを考えていく上でも、今回の締結は注目すべき動きでしょう。
日本ワインの原点のひとつである場所と、ワイン発祥の地。新たなストーリーが生まれる今後の具体的な交流の展開にも期待が高まります。

磯部 美由紀
日本ワイン.jp 編集長
J.S.A認定 ワインエキスパート / C.P.A認定 チーズプロフェッショナル
映画 フロマージュ・ジャポネ 制作実行委員会 事務局長
https://nihoncheese.jp
ワイン記事監修実績:すてきテラス
Picky’s こだわり楽しむ、もの選び〔ピッキーズ〕
