エッセイスト・画家・ワイナリーオーナーとして活躍する、玉村豊男氏。
日本ワインファンであれば知らぬ者はいない人物です。
今回、インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する株式会社天夢人が、『玉村豊男のフランス式一汁三菜』を刊行。
同書は、玉村流レシピ＆エッセイの第3弾となります。
詳細についてお伝えします。
『玉村豊男のフランス式一汁三菜』について
今年で開業20年目を迎える玉村豊男氏がオーナーを務めるワイナリーのヴィラデスト。
その節目の年に発売されるのが、今回の玉村流レシピ＆エッセイの第3弾です。
「楽しくなけりゃ食事じゃない」をモットーとしている玉村氏。「食べるものはいつも同じ、つくる料理も代わり映えしないけれど、土を喰う日々でもなく、一汁一菜でもなく、馬鹿を言って笑いながら囲む」、そんな愉快な食卓を彩るレシピが紹介されています。
また、これまで玉村氏が出したレシピブックは5冊ほどありますが、エッセイより料理写真のほうが多いのは、本書が初。
「毎日が最後の晩餐」は、まだまだ毎日続いています。
『玉村豊男のフランス式一汁三菜』の内容について
『玉村豊男のフランス式一汁三菜』の内容を下記にまとめました。
第1章：シーシュポスの神話
第2章：まず冷蔵庫を開けて白ワイン
第3章：家庭菜園から前菜へ
第4章：料理は見た目が大事
第5章：元気の出る肉にはジャガイモとサラダを
第6章：ワインは家で飲む
日本ワインファンとして気になるのが、第6章。
ワインは、論評しながら飲むものではない。
ワインのある食卓を囲み、この日この場所で時間を共有していることを祝うために、ワインは楽しく飲むものだといった玉村氏の想いがつづられているとのことです。
日本ワインファン必携の一冊。
ぜひ、チェックしてみてください。
参考
【書誌情報】
書名：玉村豊男のフランス式一汁三菜
仕様：A5判
定価：1,870円（本体1,700円＋税10%）
発売日：2023年10月11日
全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
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