日本における赤ワインの流行の発祥として、あまりにも有名な「赤玉ポートワイン」。
サントリー創業者鳥井信治郎氏が1907年に販売した、渋みが抑えられ甘味のある、当時の日本人の嗜好に合わせて開発されたこの商品は、一世を風靡しました。
ワイングラスを手にした女性が両肩をあらわにした我が国初のヌードポスターも、この商品が話題になったひとつのきっかけとして、今も語り継がれていますので、一度は見たことがあるという方も多いでしょう。

そんな「赤玉」の新商品が、クオリティの高い本格ワインを嗜むようになった今、時代に合わせた内容で新登場です!
8月20日都内にて新作発表会が行われました。

「赤玉プレミアムブレンデッドワイン」どんなワイン?!

気になる新商品の国産ワインは、全国で9月16日に発売となる「赤玉プレミアムブレンデッドワイン」。
「安心して選べる、日本の食卓に合う」ことにこだわったもの。

ワインが並ぶ食卓は洋食に偏重しており、日本の食卓に多い「甘みのある料理」との同時出現がほぼ見られないという現状を打破すべく、サントリーだからこそのブレンド技術を用い「日本食に合うワイン」が開発されました。

<味わいについてのコメント>
醤油や砂糖、みりんなどの繊細な味わいとほんのりとした甘みが両立する日本の食に合うよう、新鮮で華やかなぶどうの香りたち、熟成感や複雑さのある味わい、心地よい余韻が感じされるワインに仕上げました。当社が培ってきた多様なお酒づくりの知見を活かし、複数の厳選したワインにブランデーやハーブスピリッツといった原料酒をブレンドしています。(サントリーホールディングス株式会社プレスリリースより)

現行販売されている「赤玉スイートワイン」は凝縮感のある甘い味わい。
それに比べて、こちらは基本的には本格ワインに近いドライなタイプ。果実味からの甘やかさは感じます。
実際に、鯖の味噌煮、すき焼きとの相性を確認しましたが、渋みを抑え、軽やかな果実味はまさしく”飲みやすい”もの。また、数種のハーブがほんのり効いていることから、鯖などの魚と合わせても生臭みもでず、さっぱりと薬味のような働きをしてくれます。

また、日常の食卓に並ぶには、手に取りやすい価格も重要でしょう。
商品は、750mlのボトルでオープン価格でのリリースですが、上代1,320円(税込)程度で並ぶことが想定され、9月16日に全国で発売予定です。

「日本人の味覚に合う、おいしいワインをつくりたい」鳥井信治郎氏の想いと「赤玉」のアイデンティティを継承しつつ、現代の日本の食を引き立てることを目指す「赤玉プレミアムブレンデッドワイン」、ワインファンは一度は試されるべき一本でしょう。

▼商品名・容量/容器・アルコール度数
「赤玉プレミアムブレンデッドワイン」
 750ml/瓶  12%

▼発売地域    全国

▼価格    オープン価格

▼品目    甘味果実酒

▼「赤玉」ホームページ
 https://www.suntory.co.jp/wine/original/akadama/

ニュースリリース

https://www.suntory.co.jp/news/article/14873.html