株式会社川島屋が、「価値共創」に向けた取り組みを始動。
「価値共創」第一弾の取り組みは、やむなく廃棄されていたワインの副産物である澱を原料に使用した「ワインブレッド」とのことです。
詳細についてお伝えします。
“アップサイクル商品開発”へのプロジェクト
大正5年、千葉市稲毛にて川島屋菓子舗を開業。
地域と共に歩み続け、創業108年を迎えたのが株式会社川島屋です。
製パン、米飯、乳品 3つの事業を展開し人々の暮らしの中心である “主食” という価値を提供し続けてきた同社は、これまでの価値提供に加え、地域らしさと持続可能性を両立させる「価値共創」に向けた取り組みを始動。
地域事業者との連携による“アップサイクル商品開発”へのプロジェクトをスタートさせました。
“Sawa Wines”のワインの澱で「ワインブレッド」
今回、「価値共創」第一弾の取り組みは、やむなく廃棄されていたワインの副産物である澱を原料に使用した「ワインブレッド」。
ワインの澱は、株式会社山本ファームが事業展開する“Sawa Wines”から提供されたものだそうです。
八街市で育ったブドウを使い、ワインの製造工程からでた廃棄物を利活用したアイテムです。
ワインブレッドがもたらす2つの社会的意義として、エコ:廃棄物削減や未利用資源の活用=アップサイクルへの取り組み、地域活性化:この地域ならではのストーリー性のある特産物が誕生といったものがあると同社。
レーズンとカレンズの甘みと、酸味の後に来るSawa Winesワインの風味・雑味が楽しめるワイン好き必見のブレッドに仕上がっています。
ぜひ、気になる方はチェックしてみては。
参考
株式会社川島屋