南三陸ワイナリーから、ユニークなニュースが飛び込んできました。
それが、南三陸のわかめと南三陸ワイナリーのワイン醸造過程で生まれるブドウの搾りかす「ワインパミス」のえさで育てた「ワインパミスわかめ羊」。
同ワイナリーによると、「ワインパミスわかめ羊」の発表ワイン会が、南三陸ワイナリーのShop & Kitchenで2022年5月28日（土）に開催されるとのことです。
詳細についてお伝えしていきましょう。
新たな「わかめ羊」の羊肉
今回のワイン会で提供する「ワインパミスわかめ羊」。
わかめに加え、南三陸ワイナリーのワイン醸造過程で生まれるぶどうの搾りかす「ワインパミス」を、わかめ発酵飼料と混合し、さらに発酵させた飼料で育てた新たな「わかめ羊」の羊肉です。
そもそも、わかめが含まれた飼料を羊に与えることで、三大旨味成分の一つであるイノシン酸が約6倍に増加。
さらに、オレイン酸も約2割増えるという分析結果（分析依頼先：株式会社味香り戦略研究所）があるなど、わかめを加えた飼料といっただけで、かなりの栄養効果が期待されています。
さらに、「ワインパミス」にはポリフェノール、レスベラトロール、タンニン、アントシアニン、オレアノール酸などの成分も含まれているとのこと。
ワインパミスを加えた飼料の効果を、今後さとうみファームとともに検証してく予定だそうです。
南三陸の旬の食材を使ったフルコースのディナー
「ワインパミスわかめ羊」の発表ワイン会では、「ワインパミスわかめ羊」の羊肉をメインに、南三陸の旬の食材を使ったフルコースのディナーを、南三陸ワイナリーで醸造したワインとともに提供。
ワイン会では、「さとうみファーム」代表理事の金藤克也氏による「さとうみファーム」および「ワインパミスわかめ羊」の紹介が予定されています。
また、ワイン会の開催前には、参加者（希望者）向けに「さとうみファーム」の羊牧場を見学する企画も用意。
ぜひ、気になる方は参加してみましょう。
南三陸町を応援！
今回のワイン会翌日の5月29日には、東日本大震災直後から南三陸町で開催を続けて来た「福興市」の100回目となる「第100回記念福興市―大感謝祭―」が開催。
震災後に生まれた2つの事業が協力してワイン会を開催することで、南三陸町の復興を支援し、翌日の記念イベントに訪れる多くの皆さまにその味わいを楽しんでいただくことを目的に、今回のワイン会を開催するとのことです。
ワインも食も美味しい南三陸町。
ぜひ、羊肉と一緒に南三陸町を応援していきましょう。
参考
開催日時： 2022年5月28日 19時～21時（予定）（さとうみファームの羊牧場見学（希望者）は同日16時～17時開催）
募集人数： 16名様限定（先着順）
料金： 8,000円（税込）
開催場所： 南三陸ワイナリー Shop＆Kitchen（宮城県本吉郡南三陸町志津川字旭ケ浦7-3）
企画・実施： 南三陸ワイナリー株式会社
協力： NPO法人さとうみファーム
予約申込： 南三陸ワイナリー（TEL：0226-48-5519、E-mail：info@msr-wine.com）
