宇宙開発技術×職人の手仕事でチタンとガラスの共存を実現させたグラスウェアブランド「PROGRESS(プログレス)」。
2021年9月1日(水)、同ブランドを手がける株式会社日翔工業がアクセサリー作家や建築デザイナーと組み、割れた「PROGRESS」のグラスの破片を回収して生まれ変わらせ、新しい分野で活用する新プロジェクト「Re:born」を開始しました。
「PROGRESS」は斬新なワイングラスを探している方にもおすすめのブランド。
一体、どんな内容なのかお伝えしていきましょう。
「PROGRESS」とは?
株式会社日翔工業が展開する、「PROGRESS」。
「食を着飾り、日常を非日常に」をコンセプトに、日本が誇る人工衛星にも採用された最先端技術と職人技を組み合わせることで生まれたグラスウェアブランドです。
ガラスに施されるのは、最高純度チタンのコーティング。
オーロラや虹と同じ原理で幻想的な七色の輝きを放つところが特徴だそう。
そのため、赤ワインを注ぐとルビー色に、ウイスキーを注ぐと琥珀色に反射するなど、グラスの表情の変化を眼で楽しめるとのこと。
さらにチタンの効果でお酒の味がまろやかに優しくなる効果が期待できるため、「国際利酒師が選ぶ日本の酒器」で最高位を受賞している、“お酒好き必見”のグラスブランドなのです。
新プロジェクト「Re:born」について
さて、そんな同ブランドを展開する同社が9月1日(水)より、開始した新プロジェクトが「Re:born」。
こだわりが詰め込まれた「PROGRESS」であっても、いったん割れてしまうと廃品回収へと出されてしまうのが現状。
そこで、壊れたからといってただ捨てるのではなく、新たな命を吹き込む術はないか、と模索の末たどり着いたプロジェクトが「Re:born」なのだとか。
同社はこの理念に賛同した全国のガラス職人やアクセサリー作家、建築デザイナーとパートナーシップ契約を締結。
購入者から送られたガラス片をアクセサリーや建材として蘇らせるだけでなく、購入後3か月以内の破損品について現物を新品に無償交換することも可能にするプロジェクトとなっているようです。
SDGsの目標の実現へ!
同社がこのプロジェクトで叶えたいのは、単に割れたグラスを「リサイクル」するのではなく、そのままの姿でも活躍できるものは、環境のためにも資源として有効活用すること。
「リユース」そして「リデュース」へと意識を啓発し、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」実現に向けて、できうる限りの貢献をしていきたいとのことです。
ワイン造りもサスティナブルが要となっている今、製品としてユニークなだけでなく、SDGsへの取り組みに力を入れるワイングラスをチョイスするのもひとつのアクションといえるでしょう。
気になる方は、ぜひ「PROGRESS」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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