日本一美しいワイナリー「オチガビワイナリー」が、再生可能エネルギー活用型宿泊棟の開発を目指し温泉掘削を開始。
今後は温泉をくみ上げる施設を整備し、新たに建設を予定しているホテル(宿泊棟)に供給する方針とのことです。
詳細についてお伝えしましょう。
「オチガビワイナリー」について
「オチガビワイナリー」は、2012年、国から北海道初の「ワイン特区」に認定された余市町で、余市町を日本一のワインの町にするという目的のもと開かれた、日本でも指折りの「日本ワイン」を生産するワイナリー。
ブドウづくりと日本ワインの醸造・販売を核とした地域振興のための拠点施設の事業スキーム発足から13年を迎え、現在では日本屈指のランドスケープを誇る8ヘクタールの自社畑、ぶどう畑を一望できるレストラン、地下構造の醸造施設(タンク室・樽庫・ビン貯蔵庫)を有し、年間約7万本余りを生産しています。
温泉掘削を開始について
今回、「オチガビワイナリー」が新たな取り組みとして手掛けているのは、環境に配慮し経費削減も伴う再生可能エネルギーを活用した温浴施設の開発。
既に計画敷地内にて深度約1,200mの掘削を完了しており、今年4月に湯を汲み上げサンプルを採取する「揚湯試験」を実施の上、検査・分析を行う予定とのことです。
露天風呂などの温泉入浴サービスの提供はもちろんのこと、メインとなる温泉付きホテル(宿泊棟)、エステ・サロンの併設、レストランの運営も計画中であり、温浴施設の利用を通じて、質の高い観光の創出を図ることを目標としています。
日本一美しい景観を誇る、「オチガビワイナリー」。
どのような施設ができあがるのか、ぜひその動向を追いかけてみてはいかがでしょうか。
参考
【予定地 概要】
所 在:〒046-0012北海道余市郡余市町山田町635
開発会社:株式会社OcciGabi winery