京楽エンタテインメント・リテイルズ株式会社が、常滑でワイン造りを手掛ける株式会社ブルーチップと「名古屋ワイン」プロジェクトを開始しました。

“地産地消”をテーマに、誰もが成しえなかった『名古屋ワイン』をつくるとのことです。

詳細について解説していきましょう。

“地産地消”をテーマとした新たなビジネスを模索

近年、あらため重要性が注目されている地産地消。

同社はSDGsにフィットしたこの“地産地消”をテーマとした新たなビジネスを模索し続けた結果、たどり着いた答えの一つが、この『名古屋ワイン』プロジェクトだったとのことです。

『名古屋ワイン』とは、全国的にも珍しい“アーバンワイナリー”を名古屋市内に建設し、国が定めるワインのラベル表示基準に基づき、名古屋市で育ったブドウを使い、名古屋市で醸造したワイン。

東京、大阪などにはすでに存在しているものの、『名古屋ワイン』はいまだ誰もトライしたことがない初めての試みです。

『名古屋ワイン』の初リリースは、2025年

プロジェクトの進捗としては、まず今春に名古屋市緑区にブドウ畑を整備。

ワイン用ブドウの栽培を開始すると共に、同市西区円頓寺商店街内にワイン醸造所が建設されました。

ブドウ栽培及び醸造をブルーチップ。

マーケティング及びブランディングを京楽エンタテインメント・リテイルズが担当することになるとのこと。

名古屋市内で育てたブドウを使い、市内で醸造する『名古屋ワイン』の初リリースは、2025年を予定しているとのことです。

『名古屋ワイン』に期待!

もともと愛知県常滑市は、ブドウ作りには適さない太平洋側の温暖な風土と思われていたものの、ブルーチップ代表の馬場氏は自身の常滑に対する思いと科学的な土壌のデータに基づき、2018年に常滑ワイナリーをオープン。

試行錯誤を繰り返すも、それらを多くの経験に変え、今や常滑ワインを7品種リリースできるまでに。

中でも「常滑ピノ・ノアール ロゼ2020」は、2021年にワイン専門誌「ワイン王国」のブラインドテイスティング企画にて、最高賞の5つ星を獲得しています。

愛知県から生まれる『名古屋ワイン』の今後に期待しましょう。