山梨県丹波山村がサントネージュワイン株式会社と取り組む、ミズナラ樽ウイスキーの開発。

2月19日(月)午前10時より、同村と同社関係者の立ち会いの下、ウイスキーの熟成状態を確認する「樽空け」が行われます。

詳細についてお伝えしましょう。

丹波山村のミズナラ樽について

「ジャパニーズオーク」とも呼ばれるミズナラ。

丹波山村でもかつては木材として活用されていたものの、林業従事者の高齢化などで、手入れが行き届かないまま長年放置されているものも多くあったといいます。

その中、役場の職員の発案で、村産材からワイン樽を作ろうと構想から2年以上の月日をかけて事業化。

村の山から切り出したミズナラの木を、製材と加工は富山県と岐阜県、樽の組み立ては京都府の業者に依頼し、2021年に17個の木樽が完成し、樽から山梨県産の「オール山梨ワイン」の開発の第一弾として、奥野田葡萄酒醸造株式会社(甲州市塩山牛奥)とともに、2022年に「丹波山ワイン シャルドネ」がリリースされました。

あらたなウイスキーの開発へ

上記でお伝えした、「丹波山ワイン シャルドネ」のリリースをきっかけに、サントネージュワイン株式会社から連携の声がかかり、ワイン及びウイスキーの開発に着手。

2023年12月にミズナラ樽で熟成させた白ワインが完成しました。

そんな中、ウイスキーは、9個の樽のうち、2個にスコッチの原酒を、7個にグレーンモルト(ブレンド)の原酒を熟成中。

熟成具合を判断し、瓶詰は今年4月頃を予定しているとのことです。

「樽空け」については、2024年2月19日(月)午前10時~正午となっており、プレス公開といったかたちになります。

詳細については下記を参考にしてください。

参考

日時:2024年2月19日(月)午前10時~正午

場所:サントネージュワイン(山梨市上神内川107-1)

参加者:丹波山村 木下喜人村長、芦澤泰士副村長ほか

    サントネージュワイン 田中良治社長、名取誠道工場長、西牧憲一製造部長ほか

※工場内への立ち入る際には、衛生キャップ等を着用いただきます。人数把握の都合上、取材にお越しいただける場合は、【2月15日(木)午後5時まで】に、ご連絡をお願いします。

https://www.vill.tabayama.yamanashi.jp/