京急グループの三崎観光株式会社が、小網代観光振興活性化検討協議会の想いに賛同し,本年より「小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト」の支援を本格的に開始。
2021年12月13日(月)に、ワインボトルを丁寧に沈める作業が実施されました。
穏やかな小網代湾の海底にワインを沈め、熟成させるというユニークなプロジェクト。
内容について、ここでお伝えしていきます。
「海底熟成ワイン」とは?
「海底熟成ワイン」は、ワインボトルを海底に沈めて冬場に半年間熟成させたもの。
海底の砂や波の微量な振動が熟成を促すといわれており、今数多くの海底熟成ワインが市販されています。
今回のプロジェクトでワインが沈められるのは、水温や波の穏やかさが安定した全国でも珍しい条件が整った小網代湾。
まさに、「天然のワインセラー」と呼ぶにふさわしい条件を兼ね備えているといわれています。
また、同湾は豊かな自然環境に恵まれた風光明媚な海洋リゾートとしても知られており、京急グループも大切な場所として位置づけ。
天然のワインセラーで熟成されたワインは、一体どのような味がするのでしょうか。
2022年6月に引き揚げを予定
今回のプロジェクトで一般募集により集まったワインボトルの総数は,過去最多の約1,700本。
12月13日に,みうら漁協の漁師たちによって小網代湾の海底に一部のワインボトルが丁寧に沈められました。
今回沈下する「海底熟成ワイン」は2022年6月に引き揚げを予定しており,7月から次期一般募集も開始。
将来的には,一般への販売や三浦市ふるさと納税の返礼品など,地方創生や共生社会など,持続可能な社会の実現への貢献を目指し,京急グループが一丸となって,PR活動や販売協力,イベントなどを通じたサポートに取組むとのことです。
想いの詰まったワインを熟成させてみては?
1,700本集まったワインボトルは、年内を目処に全てのボトルを沈下予定。
京急グループの三崎観光株式会社は、今回のプロジェクトへの支援を通じ、総合経営計画で掲げている「都市近郊リゾートみうらの創生」の実現にさらなる弾みをつけていきたいとしています。
想いの詰まったワインを、日本の海底で熟成させる…。
ぜひ、日本ワインファンの方もこのプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか?
参考