「シャトー・メルシャン 城の平ヴィンヤード」が環境省の自然共生サイトとして、2025年2月27日(木)に認定を受けました。
キリングループとしては2023年10月に認定された「シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード」に続き、2事例目。
詳細についてお伝えしましょう。
自然共生サイトについて
環境省は、2022年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で世界目標として採択された「30by30」の目標達成に向け、民間や自治体などが所有している生物多様性の高い地域を自然共生サイトとして認定するための制度を2023年度より運用。
今回、メルシャン株式会社は、「シャトー・メルシャン 城の平ヴィンヤード」を環境省による自然共生サイに申請、2025年2月27日(木)に認定を受けたとのことです。
自然共生サイトとして認定された後は、国際データベースであるOECMにも登録される予定です。
「シャトー・メルシャン 城の平ヴィンヤード」認定について
キリングループと農研機構は2014年から共同研究を開始し、その成果の一部である「城の平ヴィンヤード」の生態系調査結果を自然共生サイト申請に活用。
「城の平ヴィンヤード」はもともと棚栽培の観光農園で、1984年から垣根仕立てのブドウ畑に転換、適切な管理をすることで、在来種や希少な草原生態系を回復させ、豊かな生態系が形成されました。
同社は、城の平ヴィンヤード」は、「椀子ヴィンヤード」と同じく、自然共生サイトとして認定された中では数少ない、事業として農産物を生産する畑であり、事業を通じた「ネイチャー・ポジティブ」につながる事例として認められたものと考えているとのことです。
参考