株式会社ルミエールが製造する「光 甲州 2018」が、イギリス・ロンドンで開催された「デキャンタ―・ワールド・ワイン・アワード (DWWA)2021」にて、プラチナ賞を受賞しました。

同社としては、「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード」でのプラチナ賞の受賞は初めて。

今回、出品された日本ワインの中でプワインがラチナ賞受賞は白百合醸造とルミエールのみで、共に山梨県の2銘柄のみとなり、世界に評価されました。

「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード」について

「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード」は、イギリスのワイン専門誌「Decanter」が主催する、世界最大級の国際ワインコンクール。

2004年から始まり、「デキャンタ―・ワールド・ワイン・アワード 2021」では、なんと世界56か国から史上最高となる18,093品がエントリーしました。

審査は、世界有数のワインのエキスパート約170名によるブラインドテイスティングでおこなわれ、何段階にも分けて厳しく審査。

ベストインショー、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの各受賞ワインが選出されます。

詳細

プラチナ賞受賞ワインについて

「デキャンタ―・ワールド・ワイン・アワード 2021」でプラチナ賞を受賞したワインが、ルミエールの「光 甲州 2018」。

自社農園で栽培した甲州種を使用。

樽発酵した後、20ケ月の樽熟成によって仕上げられた白ワインです。

凝縮感のある果実のアロマにバターやローストしたナッツのような力強い香り、程よい酸と旨みが溶け込んだ厚みのある味わいが特徴とされています。

ルミエールによると、2018年は天候などの影響から甲州の収量が少ない年となったが、厳選した最良のブドウだけを用いて丁寧に仕込み、風味、品質ともに優れたワインに仕上がったとのこと。

日本ワインファンとしても誇らしい気持ちになれる1本です。

山梨のワインはやっぱりスゴい!

今回、ルミエールの「光 甲州 2018」だけでなく…

  • シャトールミエール 2015(赤)
  • スパークリング オランジェ 2019

も、「デキャンタ―・ワールド・ワイン・アワード 2021」でブロンズ賞を受賞。

また、冒頭でもお伝えしたようにルミエールと同じく山梨県を代表するワイナリーのひとつ白百合醸造の「ロリアン 勝沼甲州2019」が国内最高得点・最高賞となるプラチナを受賞。

ほか、同ワイナリーの「甲州Vigne de Nakagawa2020」「ロリアン セラーマスターマスカット・ベーリーA2019」がブロンズ受賞を受賞するなど、山梨県のワインが世界に認められた結果となりました。

近年、日本各地に素晴らしいワイナリーが多く出てきてますが、やはり山梨県はスゴい。

そう思わせてくれる、嬉しいニュースでした。

日本ワインはまだまだ進化できる!

今回の受賞について株式会社ルミエールの代表取締役社長 木田茂樹氏は「日本の食卓に合うワイン造りを目指し、栽培・醸造スタッフを中心に日々取り組んできたことが高く評価されたものであり、大変名誉なこと。これからも日本ワインの魅力を世界に広めるべく質の高いワイン造りに一層努めて参りたいと思います。」とコメント。

「光」は、同社の自社農園のブドウだけで造ったルミエールを代表的するシリーズであり、それが世界に高く評価されたことは日本ワインファンにとっても大変嬉しいニュースです。

ちなみに、「光 甲州 2018」は受賞発表後にすぐ完売となってしまったそう…。

ブロンズ受賞の「シャトールミエール2015(赤)」「スパークリングオランジェ2019」は購入可能ですので、ぜひチェックしてみてください。

参考

株式会社ルミエール

本社・ワイナリーショップ・レストラン「ゼルコバ」
〒405-0052 山梨県笛吹市一宮町南野呂624 TEL 0553-47-0207 FAX 0553-47-2001
東京出張所・ワインショップ「イン・ヴィーノ・ヴェリタス」
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