初のオール高知県産ワイン『tosa cavatina』。
同ワインは、2022年7月4日、東京・銀座一丁目の高知県アンテナショップ「まるごと高知」2階レストラン「TOSA DINING おきゃく」でのワイン会にて振る舞われました。
ブドウの栽培に適さないとされていた高知で、ワイン専用品種の栽培に成功した待望の“地ワイン”の誕生。
一体、どんなワインなのかお伝えしていきます。
待望の“地ワイン”
高知県にてワイン専用品種のブドウ栽培に成功させたのは、2022年4月に新たな醸造所「のいち醸造所」をオープンした井上ワイナリー株式会社。
耕作放棄地にて約10年かけて試験栽培を繰り返し、ついに成功させたのとことです。
オール高知県産ワイン『tosa cavatina』は、高知県内の5市町(香南市・香美市・南国市・梼原町・佐川町)で栽培された高知県産ブドウを使って製造。
地元の生産者とともに地域の土壌や気候に最適なブドウ品種を栽培・収穫して醸造するため、海・山・川の豊かな自然に恵まれた地域の食材や料理と相性抜群のワインに仕上がっているとのことです。
ラインナップ
オール高知県産ワイン『tosa cavatina』のラインナップを紹介します。
tosa cavatina 山北 コベル
リースリングとヤマブドウを交雑した品種「コベル」を、みかんの産地・山北で栽培。
フルーティーで口当たり柔らかな辛口に仕上げた白ワインです。
tosa cavatina 稲生 富士の夢＋
南国市稲生で育てた富士の夢(メルロー×ヤマブドウ)と、高知の太陽が降り注ぐ香南市手結のマルスランをアサンブラージュ(＝原酒のブレンド)した赤ワインです。
tosa cavatina 美良布 マスカット・ベーリーA クラレット
香美市の美良布で育ったマスカット・ベーリーAをクラレットに仕上げた1本。軽やかな口当たりとフルーティな赤ワインの香りを楽しめます。
高知をワインで応援！
オール高知県産ワインは、初年の1万本が大好評で入手困難の品薄状態。
ワイナリーでは、今夏から秋にかけて新酒を増産、販売する予定だそうです。
高知県といえば、日本酒に鰹のタタキ！といったイメージでしたが、ワインも名産になるかもしれません。
ぜひ、今のうちにチェックしてみては？
詳細
TOSAワイン 井上ワイナリー株式会社
