日本ワインファンに愛されているワイナリーのひとつ、神戸ワイン。

同ワイナリーでワインを製造・販売する神戸農政公社と白鶴酒造が事業譲渡契約を締結。

2024年12月1日が、事業継承日(予定)とされています。

詳細についてお伝えします。

事業譲渡契約の締結について

神戸ワインは、1983年から続く神戸を代表するワインブランド。

神戸産ブドウを使用したワインを製造・販売してきたのが一般財団法人神戸農政公社ですが、醸造設備の老朽化などにより数年前より民間企業の力を借りることを検討し続けてきたと言います。

そんな中、白鶴酒造が事業継承に名乗りを挙げ、さらに前向きな姿勢を示したことより両者で基本合意書が提携、事業継承に向けて協議が進められてきたと言います。

そんな中、2024年10月7日に事業譲渡契約が締結。

事業継承日として、2024年12月1日が予定されています。

今後の神戸ワインに注目!

白鶴酒造は日本酒の製造・販売だけでなく、輸入ワイン・輸入ビールなどの販売もグループ会社を含めて展開している企業。

1983年から続く神戸を代表するブランドである「神戸ワイン」について、地元神戸のぶどう生産者と連携を図り、生産数量の向上および高品質のワイン造りを目指していくとのことです。

事業継承の概要を下記にまとめました。

①一般財団法人神戸農政公社
神戸産ワイン用ぶどうの栽培支援及び生産者からの買取り(継続)
②白鶴酒造株式会社
神戸産ワイン用ぶどうを原料としてワイン、ブランデー、リキュール等を製造・販売する事業
③神戸市
神戸産ワイン用ぶどう栽培農家の支援等を通じた農業振興(継続)

神戸ワインファンにとっても喜ばしいニュース。

ぜひ、今後の神戸ワインに期待しましょう。

参考

【一般のお客様からのお問い合わせ先】

白鶴酒造株式会社 お客様相談室

TEL:078-856-7190(休祝日を除く月~金 9:00~17:00)

白鶴ホームページ:https://www.hakutsuru.co.jp/customer/