長野県伊那市に位置する、カモシカシードル醸造所。
5年連続国際コンクール受賞の経歴を持つ、有名なシードル醸造所です。
先日、同醸造所が長野のリンゴを「アップル・ブランデー」にするためのプロジェクトを、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて開始。
新たな挑戦の応援者を募集しています。
「カモシカシードル」について
長野県といえば日本ワインだけでなく、日本のシードル生産地としても注目されている場所。
カモシカシードル醸造所は、2016年10月に製造を開始し、計5名で運営している長野県伊那市にあるシードル醸造所です。
「シードル」や「リンゴのスパークリングワイン」をはじめ、イチゴや洋ナシの果実酒を製造。
原料は地元農家からの買い入れるだけだけでなく、約1haの自社農園で700本ほどのリンゴを栽培、そして加工・販売までを一貫しておこなうドメーヌ的な醸造所でもあります。
2016年の製造開始以来、アジア最大の国際コンクール「Fuji Cider Challenge」において、2017年から2021年まで5年連続受賞。
日本を代表するシードル醸造所として、今大注目されています。
アップル・ブランデーの製造について
今回、同醸造所が「CAMPFIRE」にて開始したプロジェクト、アップル・ブランデーの製造。
一昨年に単式蒸留器をフランスから輸入したものの、直後にコロナウイルスの影響により、海外から蒸留器組み立ての技師が入国出来ず、今現在も見通しが立っていない状況だそう。
アップル・ブランデーは完成するまでにとても長い熟成期間(5年から10年)を必要とする酒であり、製造スタートが遅れれば遅れるほどその完成日が遠のいていってしまうばかりです。
そこで今回、国内で蒸留器を完成させ、一日でも早く「最高のアップル・ブランデー」を届けるためクラウドファンディングを開始したとのことです。
リターンについて
今回のプロジェクトでは、現在、カモシカシードルで製造している「シードル」がリターン商品となっています。
リターンの中には、「Fuji Cider Challenge」において2021年度受賞シードルも用意されているとか。
- Kamoshika Cidre La 3e saison Doux 甘口 2019
- Kamoshika Cidre La 1ere saison Brut 辛口 2020
- Kamoshika Cidre La 2e saison Brut 辛口 2020
その他のリターン商品については、CAMPFIREプロジェクトページで公開されているので、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
シードルも応援しよう!
日本ワインファンの方の中には、シードル好きも多いはず。
長野ワインを応援することはもちろん、ぜひ長野シードルも応援してみてはいかがでしょうか。
詳細
CAMPFIREプロジェクトページ
シードル醸造所の新たな挑戦。長野のリンゴを「アップル・ブランデー」にしたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/505193
カモシカシードル醸造所
https://kamoshikacidre.jp/