3年ぶりの開催となった「日本ワインコンクール2022」。
7月に山梨県内で25名の審査員により実施された審査の結果が、7月26日(火)、山梨県庁で開催された記者会見にて発表されました。
ここでは、その詳細をお伝えしていきましょう。
日本ワインコンクールとは?
日本ワインコンクールは、日本ワインコンクールは、国産ぶどうを100%使用した「日本ワイン」を対象としたコンクール。
2003年から開催されており、毎回、受賞ワインのリストは外務省に提供されます。
これまで延べ6万9千本を超える受賞ワインが、各国の在外公館の公式行事などで世界の要人の方々に提供されてきたとのこと。
全国のワイナリーから出品されたワインを公平かつ厳正に審査する、日本ワインを対象とした国内唯一のコンクールとして注目されています。
受賞ワインについて
「日本ワインコンクール2022」には、全国27道府県から過去最多の108ワイナリーが参加し、全706銘柄がエントリー。
今回、12部門から、部門ごとに部門最高賞10銘柄、金賞24銘柄、銀賞71銘柄、銅賞109銘柄、奨励賞56銘柄、コストパフォーマンス賞4銘柄が発表されました。
受賞数の多い道府県(醸造地別)は…
- 山梨県 85銘柄
- 長野県 70銘柄
- 山形県 24銘柄
- 北海道 21銘柄
と発表されています。
全受賞リストはこちらで確認してみてください。
http://greencreate.boo.jp/PR/awardwine2022.pdf
※金賞は官能検査で100満点のうち85.0点以上を標準とするもので、各部門エントリー数の3~5%に相当。まさに日本を代表する各部門のトップクラス。
日本ワインを応援!
本コンクールの結果について日本ワインコンクール実行委員会 会長 奥田徹氏は、「3年ぶりの開催なので、2019年に醸造されたワインも上位にラインクインすることとなった。甲州部門ではオレンジワインが金賞を受賞したことや、スペインの品種として知られるアルバリーニョのワインが初めて受賞した点などが今年のトピックスだろう」とコメント。
多種多様なスタイルが評価されるようになってきたこと、日本ワインが進化し続けている証拠です。
本コンクールの表彰式は8月27日(土)に山梨県内で開催される予定。
ぜひ、気になる方はそちらもチェックしてみては?
参考
日本ワインコンクール公式ホームページ