株式会社フェリシモが設立した海辺の都市型小規模ワイナリー「fwinery(エフワイナリー)」が、6月17日に神戸税務署より果実酒製造免許を取得。

6月22日からワイン醸造を開始しています。

これまでワインの輸入や通信販売をおこなってきた同社ですが、自社でのワイン製造をスタートさせているようです。

よいブドウを仕入れて生産する

「fwinery」があるのは、神戸市新港町ウォーターフロント地区のフェリシモ新社屋「Stage Felissimo」内。

ワイン用ブドウを栽培する圃場を開拓することにこだわらず、さまざまな産地からその時々の良いぶどうを仕入れて生産する、土地や風土、気候変動に制約されないワインづくりを目指しているのだそう。

1回目のワインは9月下旬頃できあがる予定だそうなので、楽しみに待っていましょう。

本格的な醸造設備を見ながらワインが楽しめる!

都市型ワイナリーの魅力は都市部にいながら、ワイン醸造場を見れるところ。

一般的にはこぢんまりとした手作り感のあるワイナリーが多いですが、「Stage Felissimo」はかなり本格派です。

醸造家が常駐する「醸造区」では、スロベニア製のステンレスタンク7器と樹脂タンク2槽の計9つのタンクが設置されており、最大年間約3万本を製造可能。(750mlフルボトル換算)

さらに、ガラス張りで醸造区を見ることができる「テイスティング&barエリア」では、試飲やオードブルと一緒にワインが楽しめるとのこと。

神戸市のあらたな観光スポットになりそうな予感です。

日本ワインを盛り上げる都市型ワイナリー!

「fwinery」によると、ワインの新しい文化を発信しワイン造りを一緒に研究する、個人や企業のパートナーも募る予定だそう。

また、海浜部での醸造用ブドウ栽培の実験や、南側港湾部にワインボトルを沈める海洋熟成実験なども開始しているそうなので気になる方は公式SNSをチェック。

日本のワイン文化を盛り上げる魅力的なワイナリーが、またひとつ仲間入りしました。

日本ワイン好きの方も、ぜひ「fwinery」を訪れてみてはいかがでしょうか。

詳細

fwinery

Facebook(@Felissimo fwinery)>> https://www.facebook.com/fwinery/