日本ワインをよく知る辰巳琢郎氏がプロデュースした「今様」(いまよう)。
以前にも当メディアにて特集いたしましたが、その「今様」の最新ヴィンテージ2020が、岩手くずまきワイン
よりリリースされました!

【大人気!辰巳琢郎氏プロデュースワイン『今様』の魅力に迫る】(2022年8月13日記事より)

 

今回は、「今様2020」と、そのリリース記念の「歌と美食のクリスマス」ディナーについて早速お知らせしていきたいと思います。

「今様」のはじまり

辰巳琢郎氏が東北の震災復興を願い、2011年からプロデュースに取り組む日本ワイン「今様」。
この度10周年を迎えました!

平安時代に流行した「今様歌」のように、今の日本に流行させなければいけないもの、それは「日本のこころ」
ではないでしょうか。
「日本らしさとは何か」を問い直す中で「今様」は生まれました。(辰巳氏より)

コンセプトは「縄文と弥生の融合」

「今様」のセパージュは、山ぶどうと甲州。
縄文人が食していた山ぶどうと、シルクロードを経て弥生人と共にやってきた甲州種。
2011年に初めてリリースされてから現在に至るまで「今様」すべてのヴィンテージにおいて、
この二つの品種をアッサンブラージュした造りとなっています。
産地は、山ぶどうは岩手県、甲州は山梨県産です。どちらもそれぞれの品種で有名な産地ですね。

「今様2022」のテイスティングレポート

今回の「今様」のテーマは「わかりやすさ」。
これまでどちらかといえばマニアックな、長期熟成を見据えた造りの今様ですが、今回は野生的な酸味を少し穏やか
にして、アルコール度数も低め、色は鮮やかなピンク色に仕上がっています。
早速テイスティングさせていただきましたが、これまでのヴィンテージと比較して、甲州の比率が高めなようです。
穏やかで飲みやすい中にも、山ぶどうらしいキュっとした酸が存在し、食中酒としても飲み飽きずスルスル楽しめるタイプです。

辰巳氏おすすめマリアージュとしては「これからの季節は、あつあつのお鍋をポン酢で食べる時なんかに合うのでは」
とのこと。

左より:岩手くずまきワイン 鳩岡明彦氏 辰巳琢郎氏

 

今様色の趣を楽しむ

左より:ソプラノ辰巳真理恵さん、辰巳琢郎氏

アンジェロコート東京で開催されたリリースの会では、ソプラノ歌手辰巳真理恵さんとピアニスト追川礼章さん
によるコンサートも行われ、大変華やかな会でした。
美しい赤色のロゼスパークリング片手に鑑賞する「椿姫」大変贅沢でした。

「今様色」とは、「その時代の流行色」を意味します。
これまでのヴィンテージを並べてみると、同じロゼスパークリングでもその色味や味わいは様々。
ぜひ”今年の色”を年末年始など、ご家族や大切な方と過ごす大事なタイミングで、楽しんでみてはいかがでしょうか。
味わいはもちろん、エチケットも華やかなので、年末年始のテーブルにも相応しいワインです。
2023年もみなさまの「今様色」が映える一年になりますように!

【「今様」ご購入はこちらから】

ヴィンテージ2016年、2018年、2019年
https://craftwineshop.com/search?type=product&q=今様%E3%80%80マンズ

ヴィンテージ2020年
https://kuzumakiwine.co.jp/product/sp05/