大和郡山市が誇る名産品である、いちじくワイン「無花果の一滴(いちじくのいってき)」が今年も発売。
ブドウを原料にしたワインは数あれど、いちじくを原料に本格的な醸造工程を経て作られた非常にレアです。
ちなみに製造元は飛鳥ワイン株式会社。
いちじくワイン「無花果の一滴」とは、一体どんな商品なのでしょうか。
大和郡山市はいちじくの名産地!
大和郡山市におけるいちじく栽培は、大正15年から栽培されているといった長い歴史を持っています。
さらに、生産量は、全国7位の生産地である奈良県の出荷量の約9割の約450トンで、生産面積は約23haとかなりの規模です。
しかし、生産地としてのブランド化と加工販売等の用途の多様化が課題であり、そこで地域の定番のお土産物として構想されたのが地元産いちじくを100%使用したワインの醸造だったのとのことです。
製品化に向けた検討の末に飛鳥ワイン株式会社の全面的な協力を得ることができ、試行錯誤の上でいちじくワインが完成したのだとか。
まさに、奈良県の底力によって生まれた、地域の味が「無花果の一滴」なのです。
「無花果の一滴」について
「無花果の一滴」は、どよい甘さとさっぱりとした風味が人気の大和郡山産「いちじく」を原料とした、いちじくワイン。
淡いピンクの色合いと芳醇で上品な香りといったワイン自体の魅力を持っているほか、関西文化芸術高校の高校生がデザインしたラベルデザインということで見た目にもスタイリッシュです。
また、ほかにスパークリングのいちじくワインもあり、こちらはなんと瓶内二次発酵で造られているというこだわりの品。
ブドウが原料ではないものの、日本ワインファンも気になるワインになっているのではないでしょうか。
ユニークなワインを試してみよう!
普段、日本ワインを飲んでいる方でも、なかなかいちじくのワインを飲む機会はないでしょう。
ぜひ、日本らしい味わい、日本だからこそ叶うユニークなワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳細
※販売店など詳細は、大和郡山市のホームページをご覧ください。
https://www.city.yamatokoriyama.lg.jp/soshiki/nogyosuisanka/shinotorikumi/6/9377.html