ぷくぷく醸造が、ココ・ファーム・ワイナリーのマスカット・ベーリーAのマール、ビールで使用するホップを、お米と一緒に発酵させた”ホップワインどぶろく”、「Hopped Wine DOBUROKU」をリリースしました。
詳細についてお伝えします。
ぷくぷく醸造について
ぷくぷく醸造は、2022年7月に南相馬市小高区で創業したファントムブルワリー(実体のない醸造所)。
“異文化との境界線を溶かした日本酒”をコンセプトに、クラフトビールの技術を掛け合わせた日本酒などをつくる、非常にユニークなブルワリーです。
今回、同ブルワリーは栃木県足利市で40年以上にわたり美しいワインをつくる”ココ・ファーム・ワイナリー”の赤ワインの搾りかすを、お米と一緒に発酵させたどぶろくを製造。
鮮烈な酸味の中にワインをはじめとした複層的な深みがありつつ、ピーチのような香りが特徴のどぶろくになっているとのことです。
製品について
クラフトビールのスタイルをモチーフに酒づくりをすることの多いぷくぷく醸造。
今回は、栃木県で40年以上にわたって美しいワインを醸す”ココ・ファーム・ワイナリー” とのコラボ作として、赤ワインのマール(搾りかす)を活用しています。
ワインの搾りかすをお米と一緒にもういちど発酵させてあげることで、お米だけでは出すことのできない深みや香りを表現することに挑戦。
「甘さに頼らない、どぶろくとワインのうまみと酸と香りの共鳴」をテーマに、甘くないのに絶妙なバランスで成り立っているワインの深いうまみや渋みをどぶろくに活かそうと考えたとのこと。
爽やかな果実香がまず広がり、口に含むと微発泡感もある鮮烈な強い酸を感じつつ、どぶろくのうまみと赤ワインの深みのある余韻が続く、夏にも美味しいどぶろくになっているとのことです。
ぜひ、日本ワインファンもチェックしてみては。
参考