「株式会社 Hokkaido SPACE Winery」が、空知地方 長沼町に誰もが醸造設備を共同利用できるワイナリーをオープンさせました。

“シェア”するワイナリーとして話題を集めているようです。

詳細についてお伝えします。

「株式会社 Hokkaido SPACE Winery」について

“シェア”するワイナリー、「株式会社 Hokkaido SPACE Winery」を立ち上げたのは、(株)JAPAN WineGrowers代表の麿 直之氏。

日本でワイン造り新規参入が増え続ける一方、醸造設備や施設にかかる莫大な費用負担や、ワイン醸造に関わる知識・経験の不足が日本ワイン業界の課題です。

その中、参入規模や経験の幅に関わらず、より次世代に渡って発展性のあるワイン造りを実現するため、”シェア”するワイナリーが立ち上げられました。

“シェア”するワイナリーについて

“シェア”するワイナリー「Hokkaido SPACE Winery」で契約した人は醸造設備を共有し、かつそれぞれがオーナーとして各個人の占有部屋が割り当てられます。

また、必要であれば従来よりワイナリーのサポート事業を行ってきた(株)JAPAN WineGrowersのサポートを受けることができるとのことです。

また、占有スペースを持つことにより委託醸造では叶わなかった、「自分たちのワイナリー」として関係者を案内するということが可能になります。

契約は基本的には3年契約ですが、1年単位での契約も可能。

各ワイナリーは自分たちの占有スペースで造れる範囲であれば生産本数の上限もなく、追加の設備費用も発生しないので自分たちの醸造計画に基づいたコストダウンが可能となり、安定したワイン生産が見込めるとのことです。

日本ワインに参入したいと考えている方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

参考

Hokkaido SPACE Winery 施設概要

施設名称 : Hokkaido SPACE Winery(北海道スペースワイナリー)

所在地 : 北海道夕張郡長沼町東9線南5番地

着工 : 2023年5月9日

竣工 : 2023年9月15日

施工会社 : 武部建設

【Hokkaido SPACE Winery公式サイト】

https://hokkaido-space-winery.com/