2014年からワイン用ブドウの栽培を支援する「八戸ワイン産業創出プロジェクト」を推進する、青森県八戸市。
そんな八戸ワインの2021年秋に収穫されたブドウを使用したワインが、ついに4月発売となります。
ここでは、あらためて「八戸ワイン」とはどんなワインなのかについて紹介していきましょう。
「八戸ワイン」について
「八戸ワイン」は、青森県八戸市で造られているワイン。
青森県八戸市の南郷地区は、かつて葉たばこの生産が盛んな地域だったものの、国内需要が減少し地域経済に大きな影響を与えるようになりました。
そこで、八戸市は農業の付加価値の向上及び地域経済の活性化を目的に「八戸ワイン産業創出プロジェクト」の取り組みを2014年から開始。
2018年に念願の「八戸ワイン」が誕生した、といった経緯があります。
現在では赤、白、ロゼ、スパークリングなど、バラエティ豊かな「八戸ワイン」が揃う注目ワイナリーのひとつとされています。
「八戸ワイン」のこだわり
八戸ワインの定義は、八戸産のブドウを85%以上使用しているワインであること。
当プロジェクト開始時は、ワイン用ブドウの苗木の植付け本数2,200本、作付面積2.2haだったものが、現在では41,435本、15.1haまで拡大。
収穫量も年々増加傾向にあるといいます。
栽培されている黒ブドウは、「キャンベルアーリー」、「マスカット・ベーリーA」、「メルロー」。
白ブドウは、「ナイアガラ」、「シャルドネ」など、南郷地区では計27品種のブドウを15の経営体で栽培しているとのことです。
「八戸ワイン」に注目!
「八戸ワイン」では、八戸市地域おこし協力隊員の方も活躍中。
八戸は北イタリアと温度帯が近いことから、「ネッビオーロ」「バルベーラ」、「ガルガーネガ」、「コルテーゼ」、「マルヴァジア」などが栽培されているそうです。
新作ワインは、2022年4月に市内ワイナリーの澤内醸造と八戸ワイナリーより発売予定。
ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。
参考
【八戸ワイン】
http://www.h-winery.com/