バラの街、広島県福山市。
2016年、同市で初となるワイナリー「福山わいん工房」が誕生しました。
JR福山駅からも近いアーバンワイナリーとして人気を博していた同ワイナリーですが、2024年7月31日に家主よりワイナリー立ち退きを言い渡され、同年7月31日に完全退去。
つまり、現在ワイナリーは閉店しており、現在2024年ヴィンテージの醸造は諦めざるを得ない状況になっています。
そんな、「福山わいん工房」ですが、なんと2025年の醸造に向けて新ワイナリーの建設などを行うためのクラウドファンディングをスタートさせるとのこと。
ここでは、2024年10月12日に清澄白河フジマル醸造所2階レストランを会場に開催される、「福山わいん工房 クラウドファンディングスタート記念イベント」についてお知らせします。
「福山わいん工房」について
「福山わいん工房」は、広島県福島市に2016年に誕生したワイナリー。
JR福山駅から徒歩10分の商店街に拠点を構えていた、古川和秋・理香夫婦2人が営む素敵な雰囲気のアーバンワイナリーとして人気を集めていました。
代表である古川和秋氏はもともとフランス料理のシェフで、「福山わいん工房」はシャンパーニュ地方での研修中にシャンパーニュに惚れ込んだことがきっかけとして誕生したワイナリーです。
ワイナリーではスパークリングワインを中心に醸造、現地でシャンパーニュの伝統的な製法を学んだということもあり、非常に高いクオリティのワインを生み出していたことでも知られていました。
しかし、「福山わいん工房」はオープン9年目となる2024年7月31日に突如閉店。
これから躍動することが期待されていたワイナリーだけに、一体何があったのでしょうか。
2025年に向けての第一歩
「福山わいん工房」閉店は、2024年2月に民間企業の土地買収のため、家主よりワイナリー立ち退きを言い渡されたことが発端でした。
その結果、7月31日に完全退去(ワイナリー閉店)。
2024年シーズンのワイン醸造は諦めざるを得ない状況に追い込まれてしまっているとのことです。
また、家主より資金が補填されたものの微々たるものであることから、ワイナリーを立ち退くための費用、2024年シーズンの醸造ができないための営業補償、当面の運転資金を賄うことは到底不可能とのこと。
SNSなどでの状況報告には心温まるメッセージが多く集まり、その中にはクラウドファンディングについてのメッセージもあったそうです。
熟考した末、「福山わいん工房」はクラウドファンディングで応援・支援を決意。
新ワイナリー建設に向けてのクラウドファンディングが10月12日(土)よりスタートする運びとなりました。
クラウドファンディングスタート記念イベントについて
「福山わいん工房」のクラウドファンディングがスタートする、10月12日(土)。
当日、清澄白河フジマル醸造所2階レストランにて、「福山わいん工房 クラウドファンディングスタート記念イベント」が開催されます。
着席形式にて、福山わいん工房のワイン楽しめるだけでなく、同ワイナリーから直接話を聞く機会も用意されているそうです。
また、イベント中にはライブ配信(15:15より20分程度を想定)も予定しているとのことですので、どうしても参加できない方は随時更新される情報をチェックしておきましょう。
「福山わいん工房 クラウドファンディングスタート記念イベント」の参加費は、3,000円(税込)で定員は30名。
開催時間は15時から17時までで、当日はパンとチーズのおつまみ、ワイン2杯(ボトル・BIB)が提供されます。
「福山わいん工房」を応援・支援したいという方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
参考
イベントURL
https://fukuyamawinekobo.peatix.com/view
『福山わいん工房』クラウドファンディングスタート記念イベント
【日時】 2024年10月12日(土)15:00-17:00
【場所】 清澄白河フジマル醸造所2階レストラン
〒135-0022 東京都江東区三好2-5-3
東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅[B2番出口]徒歩5分
【参加費】 3,000円 (税込)
※おつまみ(パン・チーズ)/ワイン2杯(ボトル・BIB)付
【定員】 30名様
【イベント形式】 着席形式
■お問合せ■
■福山わいん工房■
【HP】http://www.enivrant.co.jp/vindefukuyama/
【Facebook】https://www.facebook.com/vindefukuyama
【instagram】https://www.instagram.com/vin_de_fukuyama