先日開催された、「第15回フェミナリーズ世界ワインコンクール2021」の表彰式。

同表彰式では、金・銀を受賞した日本のワイナリー・蔵元の表彰式をオンラインにておこなうとともに、日本ワイン・日本リキュール・日本酒各3部門で、最高得点だった3銘柄に与えられる【TOP OF THE BEST】も合わせて発表されました。

ここでは、TOP OF THE BESTに輝いた日本ワインなどについてお伝えします。

「フェミナリーズ世界ワインコンクール」について

「フェミナリーズ世界ワインコンクール」とは、ワインの本場フランスでTOP5に入る世界的知名度の高いコンクール。

同コンクールの一番の魅力は、審査員が世界中の女性ワイン専門家であるというところ。

世界中から経験豊かな女性ソムリエ、女性醸造家、女性ジャーナリスト、女性インポーター、女性シェフなど約700名の女性ワイン・プロフェッショナルが集まり、厳正なブラインド・テイスティング審査で評価する非常に稀有なコンクールとして知られています。

【TOP OF THE BEST】について

2021年3月29日から4月8日にかけて開催された「第15回フェミナリーズ世界ワインコンクール2021」には、世界10国から5246アイテムが出品。

うち、日本産のワイン・リキュール・日本酒は312アイテムが出品され、そのなかから、104アイテムが金賞・銀賞に輝きました。

【TOP OF THE BEST】は、金・銀を受賞した日本のワイナリー・蔵元のアイテムの中で、20点満点の審査結果の中、最も高得点の銘柄に与えられる名誉ある賞。

今回の発表会では、その【TOP OF THE BEST】に輝いた日本産ワイン、リキュール、日本酒の3部門が発表されました。

日本リキュール部門は、〈合資会社加藤吉平商店(福井)梵・ゆず リキュール〉、日本酒部門は〈株式会社男山本店(宮城)蒼天伝 特別純米〉が受賞。

そして、日本ワインでは〈了美ヴィンヤード&ワイナリー(宮城)ナイアガラ〉が選ばれました。

今後注目される商品に

今回注目すべきは、ワインでは生食用ブドウの「ナイアガラ」が受賞したこと、日本酒では、海外コンクールで入賞しがちな「吟醸系」「熟成系」ではなく、穏やかな「純米酒」が受賞した点。

さらに受賞銘柄は前年比263%の売上増を達成する効果絶大の国際コンペということから、流通の面でも大きな影響を及ぼすことになりそうです。

ぜひ、今回受賞した各商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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SAKE女の会