2021年9月20日(月)(現地時間)にドイツにてオンラインで発表された「ワールド ベスト ヴィンヤード 2021」にて、「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」が第33位に選出されました。

日本のワイナリーでは唯一で、「椀子ワイナリー」は2年連続の選出。

ここでは、この快挙についてお伝えしていきます。

ワールド ベスト ヴィンヤードについて

「ワールド ベスト ヴィンヤード」は、「世界最高のワイナリー」を選出し、世界中の旅行者にワインに関連する素晴らしい体験を提供することを目的として2019年から開催されているもの。

世界最高峰のワイン・コンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」(IWC)を主催するイギリスの「ウィリアム・リード・ビジネス・メディア(William Reed Business Media)」が主催するアワードとして知られています。

世界的なワインと旅行に関する約600名の専門家が、ワイナリーでのツアー内容、テイスティング、雰囲気、ワインの品質、食事、スタッフ、景観、コストパフォーマンス、名声や立地など多岐にわたる基準において、過去5年間に訪れたすべての地域から7つのワイナリーを投票。

ノミネートされたワイナリーの中からベスト50が選ばれます。(※2021年は2,000以上のワイナリーがノミネートされたとのことです。)

「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」について

同アワードで2年連続の選出となった、「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」。

2003年に長野県上田市に開園した約29haの自社管理畑で、「メルロー」、「シャルドネ」、「シラー」や「ソーヴィニヨン・ブラン」など、8種類のブドウを垣根式で栽培する美しいワイナリーです。

2019年にはヴィンヤードの小高い丘の上に、ブドウ栽培からワイン醸造まですべてを見学できる「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」を開設。

同ワイナリーのワインは、日本の公式行事で採用されるなど、国内外で高い評価を獲得していることで知られています。

今回の選出について、シャトー・メルシャン ゼネラル・マネージャー 安蔵光弘氏は、「昨年に続いて『ワールド ベスト ヴィンヤード』に選ばれたことは、とてもありがたい気持ち。今後も“日本を世界の銘醸地に”をスローガンに、日本ワインの価値向上に向けて頑張ります。」とコメント。

また、シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー長 小林弘憲氏も、「本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱい。これからも地域・自然・未来との共生を大切に、地元の皆さまと成長していけるワイナリーでありたいと思います。」とコメントしています。

日本が誇るワイナリーへ!

世界中の名立たるワイナリーが選出された、「ワールド ベスト ヴィンヤード 2021」。

TOP50は昨年から16のワイナリーが入れ替わったものの、「椀子ワイナリー」は2年連続の選出という快挙を成し遂げました。

日本が誇るワイナリー、「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」。

ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考

kirin