「シャトー・メルシャン」が、「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」「シャトー・メルシャン 鶴岡甲州 2020」を発売することを発表しました。

これまで「甲州」の価値を向上させるさまざまな商品開発にチャレンジした同ワイナリーですが、今回新発売する2商品は特別な「甲州」ワインとなっているのだとか。

その内容をここで紹介していきます。

甲州のパイオニア「シャトー・メルシャン」

シャトー・メルシャンは、日本における甲州ワインのパイオニア的存在です。

1976年より「甲州ワイン」の開発に着手し、「辛口の甲州」のスタンダードとなった「シャトー・メルシャン 甲州シュール・リー」や「甲州」の果皮が持つポテンシャルを引き出した「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ」などを開発。

また、香りのある「甲州」として大きな話題となった「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香」の発表など、「甲州」の価値を向上させるさまざまな商品開発にチャレンジし続けている日本を代表するワイナリーとして有名です。

今回発売される二つのワインは、そんなシャトー・メルシャンにとって特別な甲州。

つまり、今日本でもっとも品質の高い甲州ワインといっても過言ではないかもしれません。

「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」

「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」は、山梨県山梨市岩出ヴィンヤードの中でも、特に優れたブドウを生み出す区画のもののみを使用した白ワイン。

『オルトゥム』とはラテン語で「上昇」を意味しており、このワインが甲州のポテンシャルを飛躍的に昇華させることを願い命名されたそう。

スダチやユズなどの和柑橘の香りや白い花のニュアンスとともに、心地よい酸やミネラル感が口中で長い余韻となって感じられる、同ワイナリー「甲州」の最高峰となるワインとなっているとのことです。

「シャトー・メルシャン 鶴岡甲州 2020」について

山形県鶴岡市は、江戸時代から「甲州」を生産している、歴史あるブドウの産地。

「シャトー・メルシャン 鶴岡甲州 2020」は、同市鶴岡地区のブドウ「甲州」を使用したもので、山梨県産の「甲州」とは異なるテロワールで育まれた「甲州」の特長を表現したワインに仕上がっているそう。

グレープフルーツなどの柑橘、白桃やバナナといった“熟した果実の香り”が感じられ、ほどよい酸と果実感が調和した1本。

同ワイナリーにとって継続して契約栽培をしている栽培地としては40年以上ぶりとなる、新たな産地のブドウから造る特別な「甲州ワイン」です。

日本最高峰の甲州を楽しもう

今回紹介した「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」の発売は2021年9月下旬で、ワイナリーおよびキリンオンラインショップ「DRINX」で購入可能。

一方、「シャトー・メルシャン 鶴岡甲州 2020」は、2021年6月1日(火)以降 ワイナリーおよびキリンオンラインショップで購入可能となります。

甲州といえば、「シャトー・メルシャン」といったイメージが強い方も多いでしょう。

甲州のプロフェッショナルが生み出す、こだわりの甲州ワインをぜひこの機会に味わってみてはいかがでしょうか。

参考

KIRIN