醸造責任者の須合さんにお話をお聞きしました、テレビにも出演される有名ワイナリー。
都市型ワイナリーの“葡蔵人Book Road”は2017 年にこの地にオープン。
名前は「葡萄」と「蔵」と「人」が目に見えない道で繋がり、ともに繫栄するという願いを込めてつけられたとの事。
各フロアに機能が満載
1階はSHOPと醸造所、2階も一部醸造所・瓶詰め・ラベル貼り・梱包・一部ストックとコンパクトにまとまっています。
丁度瓶詰めの真っ最中で、ボランティアの方が4人ほどいらっしゃいました。そんな忙しい日にお邪魔してすいません。
仕込みも含め一緒に造り上げてるんですね。
出来上がったワインを皆さんでテイスティングするのは格別でしょう!
3階はレストラン? テイスティングルーム? ミーティングルーム?
こちらも奇麗にされていて、須合さんの気配りが随所に感じられます。
こちらの会社はもともと飲食店を経営していて、ワイナリーを立ち上げる事になったそうです。
それまで飲食店のパートで働いていた須合さん、「楽しそう」と思って醸造担当として手を挙げたそうです凄い行動力!
そういえば僕の古巣シャトージュンにも行って「いろいろ話を聞きました」と、本当に勉強熱心ですね。
今回は3種飲ませて頂きました。
食材とのペアリングをイメージしたこちらのラベル有名ですよね!
イカ・ウニ・ハンバーグ・マカロニ・・・・楽しいラベルがいっぱい。
個人的には“醸し甲州”のラベルが一番好きです、甲州らしいホロ苦みとオレンジワインの使い勝手の良さ。
同じオレンジでもデラウエアは更に優しい味わい。甲乙つけがたいので両方仕入れます(笑)。
メルロもタンニン穏やかでバランスも良く飲みやすい。
今回は今まで飲んだことのなかったアイテムを試飲させて頂きましたが、ここ数年でさらに味わいが良くなってきています。
カウンターには2021ワイナリーアワード「☆☆☆」の賞状がありました。
今年も6月に発表が有りますので結果が楽しみですね!
カウンターの上には気になるスティック?
こちらはワインに樽の風味をつける「オークススティック」との事。しかもロゴ入りオリジナル。
スペースに制限がある中でのアイデアに感心しました。
醸造責任者の須合さん
醸造・瓶詰め・ラベルも貼るし出荷もする、そして時間を見つけて店頭で販売も行われています。
バランスが良くて繊細、ワインの味にも通じる醸造責任者の須合さん。
短時間でしたが丁寧にご説明頂きました。新作出たらまたお伺いしようと思います。
文:CruXエグゼクティブパートナー 西浦 昌文
葡蔵人Book Roadの詳しい情報はこちら
https://nihonwine.jp/winery_intro/bookroad/