株式会社リサーチ・アンド・イノベーションが運営する、「レシートがお金にかわるアプリCODE(コード)」。

同社では、同アプリで収集したボジョレー・ヌーボーなどの購買データを基に、ワイン市場に関する分析を実施。

輸入ワイン価格高騰のなか、国産ワインの伸びは顕著だったとのことです。

詳細についてお伝えします。

解禁日当日の販売価格は高止まりも、購入者数は増加

今年の解禁日(11/16)のCODEアプリに登録されたデータによると、購入者数(CODE登録者数)は昨年より増加に転じ、購入単価の中央値・平均値ともに前年を上回る水準となったとのこと。

日本洋酒輸入協会によると昨年より平均1から2割ほど値下がりしているそうですが、解禁日の購入に限定するとまだ2021年よりは割高だったとのことです。

購入本数ランキング1位は、『ジョルジュ デュブッフ』で全登録数の25%。

購入チャネルは「スーパー」が約8割と大半を占め、2023年は「コンビニ」が約5%を占める結果となったとのことです。

国産ワインの伸びは顕著

2020年から2022年における輸入ワインと国産ワインの構成比を見ると、2022年には国産ワインが約2割を占めるまでに成長。

購入者のプロフィールを見ると国産ワインは輸入ワインに比べて女性が多く、その中でも60代に支持されていることがわかりました。

また、2023年のボジョレー・ヌーボー解禁日に「ワイン」カテゴリを購入した人を対象に、国産ヌーボーの認知状況をCODEアプリで聴取。

国産ワインが伸長するなか国産ヌーボー購入経験者は16%に留まり、認知非購入を合わせた認知率は41%と半数を下回ったとのことです。

普段ワインを購入している層においてもまだまだ認知度は低いものの、購入意向は非常に高く、購入意向有(購入したい+やや)は74%。

ワインのメイン購入チャネルであるスーパーやコンビニなどで目にする機会が増えると拡大の余地があるかも知れないと示唆されていました。

詳しくデータについて知りたい方は、参考欄のURLをチェックしてみてください。

参考

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000004624.html