「シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード」が、自然共生サイトとして正式認定。
生物多様性保全に貢献する事業を通じた「ネイチャー・ポジティブ」で世界目標「30by30」達成に貢献していくとのことです。
詳細についてお伝えします。
自然共生サイト正式認定について
環境省は、2022年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で新しい世界目標として採択された「30by30」の目標達成に向け、民間や自治体などが所有している生物多様性の高い地域を自然共生サイトとして認定するための制度を2023年度より運用。
自然共生サイトとして正式認定された後は、国際データベースであるOECMsにも登録されます。
キリンホールディングス株式会社は、農研機構との共同研究で得られた成果をもとに、メルシャン株式会社の「シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード」(以下椀子ヴィンヤード)を環境省による自然共生サイトに申請。
先日、正式認定を受けたとのことです。
「椀子ヴィンヤード」について
「椀子ヴィンヤード」は、メルシャンが2003年に長野県上田市に開園した約29haの自社管理畑で、「メルロー」、「シャルドネ」、「シラー」や「ソーヴィニヨン・ブラン」など、8種類のブドウを垣根仕立・草生栽培する場所。
「椀子ヴィンヤード」は、自然共生サイトとして正式認定された中では唯一、事業として農産物を生産する畑で、今回事業を通じた「ネイチャー・ポジティブ」に繋がる事例として認められたものと考えているとのことです。
美しい景観と素晴らしいブドウ、さらに生物多様性を共存させている「椀子ヴィンヤード」へ、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
参考
<参考>
・キリングループ環境ビジョン2050
https://www.kirinholdings.com/jp/impact/env/mission/
・キリングループ「環境報告書」
https://www.kirinholdings.com/jp/investors/library/env_report/