少量生産の「クラフト酒」を扱うセレクトショップ「IMADEYA」を展開する株式会社いまでやが運営するお酒ビギナーに向けアプリ「はじめの100本」。
同アプリのレビューデータから、はじめの100本として選出されたお酒の中から、2021年から2022年にもっとも支持されたクラフト酒を発表しました。
詳細についてお伝えしていきます。
「はじめの100本」アプリについて
「はじめの100本」アプリは、2021年8月にオープンした店舗「いまでや 清澄白河」に合わせてリリースされたアプリ。
「ここからはじめれば好きになる」をテーマにIMADEYAのスタッフが厳選した100本のお酒(日本酒、日本ワイン、焼酎、他)が、はじめの100本として紹介されています。
アプリではこのお酒を飲んだ感想を、レビューとして記録できる機能があり、今回のランキングは、これまでに登録された約2,000件のレビューを対象にした結果となっているとのことです。
限定日本ワインが人気!
ランキングでは、1位はフランスの自然派赤ワイン、ピエール=オリヴィエ・ボノームの「ヴァンクゥール・ヴァンキュ ルージュ 2020」。
近年のヴァン・ナチュールブームを象徴するランキング結果となりました。
そして、第2位はIMADEYA限定販売の日本ワイン、北海道余市 平川ワイナリー「サンパ オリジナル ロゼ 2019」。
平川ワイナリー代表の平川氏は12年間にわたり、フランスの有名ワイナリーでブドウ栽培・ワイン醸造業務に携わると同時に、世界的な名声を持つ美食レストランにてソムリエとしても従事。
食とワインのスペシャリストとしての経験と、栽培から醸造、味覚学、レストランサービスまでの幅広い知識を有する生産者です。
同ワインはIMADEYAスタッフが直接アッサンブラージュに参加し、限定ワインとして販売。
「ほかでは味わえない」こだわりに一役かっていると分析しています。
ほか、第3位は低アルコールタイプの日本酒が登場。
日本酒では低アルコールとなる13%となる、福岡県糸島市 白糸酒造「田中六五 65|13(たなかろくじゅうご)」がランキング入りしたとのことです。
アプリ分析でトレンドが見えてくる?
いまでやの分析から、ヴァンナチュール、希少価値の高い日本ワイン、低アルコール日本酒など、「お酒のトレンド」を反映した結果となったことがわかりました。
こういったアプリを駆使し、分析することで「お酒のトレンド」を掴めるのかもしれません。
2023年は、一体どんなお酒が流行るのか、今から気になるところです。
参考
「はじめの100本」