【北海道から冬のトピックス】

皆様こんにちは。
北海道のワインを全面的に応援して早20年??
道産ワイン応援団の荒井早百合です。

今年の冬は以前の北海道の様にしっかり寒くなっていますが、雪の降り方も変わっている様に思えます。

札幌も「こんなに雪が降る所に人が住んでいる都市は無い」 と言われる位、雪は降りますが今年はまだそれほど道路にも雪は無く、雪まつりの雪が無い??という事になりそうなのです。

他のエリアはやはり雪の多い地域などでは一度に降る雪が半端なく、除雪も日々の生活もとても大変な状況の時もあります。
屋根も雪で重くなってしまうので「屋根の雪下ろし」も必須な所もありますが、皆さま、どうか気をつけてくださいと願うばかりです。

この時期の葡萄畑はすっかり雪に埋もれて冬眠している状況です。

雪に埋もれた葡萄たち
雪の葡萄畑

すっかり雪の中で春まで冬眠が出来るからこそ、良い葡萄が出来るのが北海道なのです。
収穫後、剪定を終えた葡萄たちは番線(針金)を外し、葡萄の枝を下ろします。

葡萄の枝降ろし

左右の葡萄の枝を見て頂くと分かる通り、番線(針金)から外した枝はへの字になっています。
雪が積もってもスプリングの様に樹に弾力が出るので折れ難いという先人の知恵です。
最近は雪の降り方も変わってきているので仕立てもこの作業も少しづつ変わりつつもあります。

北海道の冬の棚葡萄

北海道以外の他のエリアではあまり見る事のない棚葡萄の冬の様子もぜひ、ご覧頂きたいですね。

一番上にある番線(針金)の下まで雪が積もってきているのが分かりますか? みなさんが良く見る棚栽培の葡萄の枝はこの番線(針金)の上に這わせていますよね。 北海道の棚栽培では雪が降る事が大前提の為、多くの棚葡萄ではこの様に番線(針金)の上には葡萄の枝はなく、葡萄の枝は垣根栽培と同じ様に番線(針金)から外し、葡萄の枝を下ろします。
そして冬の間、冬眠するのです。

☆ワイナリーのおしごと

ワイナリーの皆さんは畑は雪で強制終了となるので、少しばかりの休息時間はある季節になります。
それでもやる事はいっぱいw

引き続きの醗酵チェック、リリースに向けての準備、そして各所からのオファーのイベントなど 結構忙しかったりします。

ワイン造り

ボトリング

イベント


北海道のワインのイベントもこれからも盛りだくさん!
皆さま、ぜひ造り手に会いに!
ワイン達に会いに行きましょ~!!

日本葡萄館de道産ワイン 
メーカーズディナー「MaroWines」

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