「ワインの酒場。Di PUNTO」の赤い看板は、街中で見かけたことのある方も多いと思います。
ターミナル駅などよく利用される駅からアクセスの良い場所に店舗を構えているところが多いので、気軽にふらっと入りやすい雰囲気ですね。

私も何度か利用させていただいてますが、こちらで必ずオーダーするのは、
ランブルスコという赤のスパークリングワインと、ボード一面に敷き詰められた生ハムです。

この組み合わせ、イタリアなどで古くから愛される文化ですが、
ランブルスコが生産されるエミリア・ロマーニャ州は美味しい生ハムの産地でもあり、最高のマリアージュなのです。

ランブルスコは、フルーティーでアルコール度数も低めなものが多く、微発泡で飲みやすいため、
ワイン初心者にも楽しんでもらいやすいワインですし、「とりあえずビール」の感覚をよりお洒落に演出できたりもするので便利だし、
とっても親しみやすいワインです。

そんなDi PUNTOがこの春、いろんなランブルスコを楽しめる新メニューを発表しました。
さらには、実は日本ワインも飲めるお店だった!ということが判明したので、早速お邪魔してきました。

ワインの酒場。Di PUNTOってこんなところ

飲み比べセットなどはさらにお得にいろんなタイプを試せて嬉しいですね。
ハードチーズの旨味がしっかり聞いた後引くお味の「パルメザンチップのオニオンクリームディップ」と赤ワインとの無限ループは、
止まらないお喋りのお供にも最適です。

日本ワインも飲めます!

 

Di PUNTOは、世界各国の様々なワインをカジュアルに楽しめるというイメージでしたが、
実は日本ワインも現在6種類楽しめます。

こちらの日本ワイン6種類は、新潟にある岩の原葡萄園のもの。
日本のワインぶどうの父と呼ばれる川上善兵衛氏が明治23年に創業した歴史あるワイナリー。
川上氏は日本の気候風土に適したぶどうを求め品種改良に挑み、1万311回の品種交雑を行い、
その中から「マスカット・ベーリーA」をはじめとする優良22品種を世に送り出しました。
その後マスカット・ベーリーAは、O.I.V.国際ブドウ・ワイン機構の品種リストにも登録され、
今では世界的誇れる日本の品種のひとつになっています。

Di PUNTOでは、そのマスカットベーリーAはもちろん、レッドミルレンニューム、ローズ・シオター、甲州、デラウエア
などなど、日本の固有品種が楽しめる品揃えです。
気軽に様々な品種を飲み比べするのも楽しいですね!
また、重めで果実味の豊かなイタリアワインやチリワインなどの間に、軽やかな日本ワインを挟みメリハリをつけるのも良いかも。
いろんな楽しみ方ができそうです。

さらに、菅沼さんのおっしゃる「ある取り組み」も気になります。
今後、日本ワインに関してどのような展開が広がっていくのか、期待していきましょう。

「ワインを飲みに行く」というと、なんだかかしこまった印象になってしまいそうですが、
構えず、カジュアルに、日本ワインでお疲れ様の一杯をしに立ち寄られてはいかがでしょうか。