ワインの魅力のひとつが、ペアリング。新しいペアリングへの挑戦は、ワイン好きであれば誰もが興奮するはずです。
さて、ワインと合わせることのない食材とのペアリングに挑戦する際、ワインをその食材に寄せていく方法が一般的でしょう。
しかし、中にはワインとのペアリングが想像つかない食材でありながら、“ワインに寄せてきてくれる”ものもあります。
本記事では今回、ワインに合うように開発されたメンマ「ワインによく合うメンマ」を取り上げます。
「ワイン×メンマ」は想像していなかったこともあり、実際にワインと合うのか、アレンジレシピも含めて紹介していきましょう。
ワインに合うメンマが登場

近年、ユニークなワインのペアリングを提供するお店が増えています。
中にはラーメンとワインのペアリングが楽しめるお店もあり、ラーメン店でありながらワイングラスを傾けるカップルの姿を目撃することも珍しくありません。(主に洋風のラーメンを展開する店舗で見かけます)
とはいえ一般的なラーメン店のおつまみといえば、チャーシューとメンマ、キムチ、煮卵などが定番。
そこにワインを合わせようと考える方は少ないでしょう。
それであってもチャーシューや煮卵であれば強めの赤ワイン、キムチであれば甘めの白ワインとイメージできますが、メンマとワインとなると頭を抱える方がほとんどのはずです。
誰もが難しいと感じる、「ワイン×メンマ」のペアリング。
そんな中、メンマからワインに寄せた斬新すぎる商品が登場しました。
それが岩手県盛岡市のメンマ屋大門が開発した、「ワインによく合うメンマ」です。
ワインに合うメンマとは?

「ワインによく合うメンマ」を開発したメンマ屋大門は、「味付メンマ」を国内で初めて販売した企業。
「ワインによく合うメンマ」は、バジルの爽やかな香りをまとった洋風テイストの味付けで、ほんのりガーリックがアクセントとなったワインに合うメンマです。
なぜ、同社はワインに寄せたメンマを開発することになったのでしょうか。

メンマ屋大門は2024年4月に地元盛岡の世界的クラフトビールメーカーであるベアレンビールと「ビールによく合うメンマ」を共同開発し、その後は「日本酒」「焼酎」「ハイボール」「紹興酒」といった酒類に合わせたメンマを開発してきました。
どのメンマも好評を得ているそうですが、同社によると上記シリーズを購入している方やSNS、盛岡の店頭販売所にて、“ワインによく合うメンマはないの?”、“ワインに合うメンマがあるなら買いたいな”といった声が多くあったとのことです。(レモンサワーも欲しい!との声も多かったようです)
その声を受け、メンマ屋大門はワインに合うメンマを開発。
ついに納得する味が完成したとのことで、販売する運びとなったと言います。
こだわりとワインに合うポイント

「ワインによく合うメンマ」は、一般的なメンマとはどのような違いがあるのでしょうか。
まず、“〇〇に合うメンマ”シリーズの共通ポイントとして、完全発酵した台湾産の希少な原料と一般的なメンマとは異なる特殊な製法を採用し、シャキシャキ食感に仕上げているのだそう。
そのため歯切れよく食べ応え抜群の食感が生まれ、さらに歯に挟まりにくいといった、“お酒のおつまみ”としてありがたい仕上がりになっています。
次にワインにメンマを寄せていく作業ですが、かなりの数の試作を作り試行錯誤を繰り返したそうです。
メンマ屋大門の担当者さまの話では、その試作数はほかのシリーズと比べて最も多かったかもしれないとのこと。
“ワインと合わせる”ということでトマトベースの味、燻製なども試作したようですが納得いく味わいには仕上がらない。
最終的にバジル風味が最もワインに合うと結論に至り、商品化となったそうです。
さらにメンマ屋大門としても洋風メンマの開発は初の試み。
ワインのペアリングの幅を広げてくれる、ワインファンには嬉しい商品ではないでしょうか。
ワインに本当に合うのか
「ワインによく合うメンマ」と合わせるワインは、白ワインや軽めの赤ワインがおすすめとのこと。
しかし、“このメンマ、ワインと合いますよ”と言われてもにわかに信じがたい自分もいます。
そこで、実際に「ワインによく合うメンマ」とワインを合わせてみることにしました。
「ワインによく合うメンマ」自体は、ほのかなバジルの風味とガーリック、スパイシーな風味がありますが、強すぎず繊細です。
シャキシャキとした歯応えの良い食感、メンマの風味はありますが主張せずスッキリと爽やかに仕上がっています。
後味は少しスパイシー、お酒が欲しくなる味わいです。
今回、さまざまな品種をブレンドした日本産の白ワインと赤ワインを用意しました。
まずは、白ワイン。

メンマのバジルの風味と白ワインの柑橘やハーブのようなニュアンスが調和する、爽やかなペアリングです。
またメンマの甘みと白ワインの果実味の相性が良く、後味も喧嘩しないとてもナチュラルなペアリングになりました。
次に赤ワイン。

赤ワインはマスカット・ベーリーAなどが使用されているためブドウの香りや果実味をしっかりと感じるライトボディのものをチョイス。
赤ワインにも青っぽいニュアンスがあるためバジル風味と合わせやすく、ガーリックやスパイシーなニュアンスとも抜群に合います。
タンニンはほとんど感じない赤ワインですが、その繊細な渋みがメンマの後味と調和してバランスが取れていました。
結論、「ワインによく合うメンマ」はワインに合います。
個人的に感動したのは、ワインのために作られているだけあり、ほかの酒類の中でワインが最も良い相性だったことです。
例えば、「寿司×ワイン」は定番のペアリングとなってきていますが、結局は日本酒が一番合うと答える人は少なくありません。
かまぼこやポテトチップスもワインに寄せたものがありますが、比べてしまうとビールが最も合う、と答える方は多いでしょう。
メンマもビール一択といった印象ながら、「ワインによく合うメンマ」はワインが一番合います。
ワイン好きには、ぜひ試して欲しいメンマです。
「メンマとたこのモッツァレラサラダ」と白ワインを合わせよう!

「ワインによく合うメンマ」の魅力は、アレンジメニューも楽しめるところです。
今回、白ワインと合わせてほしい、「ワインによく合うメンマ」を使ったアレンジレシピを紹介します。
材料【1〜2人前】
・「ワインによく合うメンマ」…70g
・ヤナギダコ…60g
・ひとくちモッツァレラ…適量
・オリーブ水煮(種抜き)…5個から8個ほど
・レモン汁…小さじ1杯
・オリーブオイル…適量
・岩塩…ひとつまみ
・乾燥パセリ…適量
作り方
1.「ワインによく合うメンマ」を2cmから3cm幅に切る。
2.ヤナギダコも2cm幅に切る。
3.オリーブ水煮は半分に切る。
4.レモン汁、岩塩をひとつまみ、オリーブオイルを混ぜ合わせておく。
5.ひとくちモッツァレラを加えた具材をボウルに入れ、④と乾燥パセリを入れてよく和える。
6.⑤を器に盛り付ける。
「ワインによく合うメンマ」がしっかりと味付けされているので、岩塩はひとふりで十分美味しくいただけます。
ヤナギダコの食感と「ワインによく合うメンマ」のシャキシャキ食感、ひとくちモッツァレラのプチッとした食感が楽しめる満足度の高い一皿です。
レモン汁とオリーブオイルの爽やかな味わいと白ワインの香りが調和、「ワインによく合うメンマ」の甘みも白ワインの果実味と良く合うため抜群の相性の良さ。
切って和えるだけの簡単な一皿なので、ぜひ試してみてください。
まとめ

日本ワインは、比較的幅広い食材と合わせやすいと言われています。
しかし、メンマと合わせるイメージは湧かないといった方が多いかったかもしれません。
今回紹介した、「ワインによく合うメンマ」は、ワインと合わせるために開発されたものなので難しく考えることなく、「ワイン×メンマ」のペアリングを楽しめます。
アレンジメニューも楽しめるので、料理好きの方にもおすすめ。
この機会に、ぜひ「ワインによく合うメンマ」をチェックしてみてください。
参考
「ワインによく合うメンマ」の購入はこちらから。
メンマ屋大門
https://menma.jp/
