一日の乗降客数およそ16万人以上、周辺は多くの駅ビルに囲まれるビッグターミナル、渋谷駅。
アクセスやお買い物に便利な駅であることは言うまでもありませんが、ワインショップについても当然多くの選択肢があるでしょう。
しかし、とりわけ「日本ワインが楽しめるお店」と限定した場合、みなさまはいくつショップを思い浮かべることができますでしょうか。

渋谷駅からすぐの東急プラザ渋谷6階に位置する角打ち日本ワインショップ  WINE SHOP nico 渋谷店は、日本ワインが飲める!買える!その両方が叶う、日本ワイン愛好家ならば間違いなく真っ先に思い浮かべるべきショップのひとつでしょう。

店主の新垣圭太氏は、飲食店の経験のみならず、自らも千曲川ワインアカデミーにてワイン造りを真剣に学ばれた、日本ワインのプロフェッショナル。
開放感ある広々とした店内の大きなセラーには、彼のセレクトするワインが常時約100アイテム並び、貯蔵スペースをあわせると約800本ほどのストックだそう!日本ワインだけで800本とは圧巻の数ですね。

さて、お店は「角打ち」とのことですが、具体的にどのような楽しみ方ができるのでしょうか。
その魅力を新垣氏にご案内いただきました。

買える!飲める!BYOが楽しめる!

特注されたという店内のセラーに並ぶワインは、日本ワイン愛好家にはたまらないラインナップ。
スタンダードなものから、ちょっと珍しいものまで。産地も様々。

これらのワインは、自宅で飲むのに購入することも可能だし、購入後抜栓料500-円でそのまま店内で楽しむこともできるそう。
この便利な立地で、小売価格にプラス抜栓料¥500-とはなんとも良心的ではありませんか。

また、他店で購入のワインも、持ち込み料¥2,000-円で店内で楽しめます。
ワイン会には最適ですね。ワインが足りなくなっても問題なし!

人気レストラン”スーヴォワル”監修のお料理も楽しめる!

また、nicoはお料理についてもワイン好きを唸らせるクオリティ。
ワインが進むおつまみや、お腹を満たせるお食事系まで、「角打ち」の域を超えた内容。センスのよいセレクトのチーズ盛り合わせにも注目です。
実はこちらのお料理は、二子玉川の人気チーズ料理レストラン「バール ア フロマージュ スーヴォワル」が監修。
同店の藤田洋介シェフは、株式会社ぐるなび主催の若手料理人のコンペティション「U-35」2024で20名のシルバーエッグに選出された実力者。
そんなお料理が、好きなワインと一緒に気軽にいただけるのは大変魅力的です。

そして、店内にて一際目を引くワインのキャップシールアートは、こちらはバール ア フロマージュ スーヴォワルのオーナー谷田浩巳氏の製作によるもの。谷田氏はアーティストとしても活躍されています。
そのあまりの素晴らしさに、ワインを飲みに来たお客様のフォトスポットにもなっているそうです。

新垣氏に聞く最近の推しワインは?

最近、下記の2アイテムが入荷したところです。

◼️Project933, Chardonnay 2023(白)750ml  ¥12,100-(税込)
◼️Project933,Sauvignon Blanc &Semillion 2023(白)750ml  ¥8,800-(税込)

A.S.I.世界最優秀ソムリエ選手権2023パリ大会にてアジアNo.1に輝いた香港人ソムリエのReeze Choi氏と、IWSC2022にて世界一のソーヴィニヨン・ブランの称号を得た広島県三次市にあるワイナリー「ヴィノーブル ヴィンヤード」横町崇氏とのコラボレーションワイン。

実際にChoi氏が香港から広島に何度も通い、横町氏と寝食を共にし、剪定から収穫、醸造、アッサンブラージュなどの工程に直接関わり作り上げたこだわりのワイン。

日本にはトータルで、シャルドネ40本、ソーヴィニヨン・ブラン&セミヨン120本しか入ってきていません。
その一部の限定販売なので、世界のクオリティをお求めの方にはぜひお試しいただきたいアイテムです。

さいごに

渋谷駅からすぐ近く、東急プラザ6階。
待ち合わせにも便利なこの場所で、ある日は角打ちスタイルで気軽に、またある日はボトルを開けてお食事と合わせてしっかりと。たまにはみんなで持ち寄りワイン会なんかも楽しそう。
また、月に一度開催される生産者とのイベントも要チェックでしょう。
どんなシチュエーションでも、日本ワインファンの期待にしっかり応えてくれる。そんな頼もしいお店です。